長い方は9日連休にもなるという、今年のシルバーウィーク。
月曜日が国民の休日って、いつになっても慣れないのが本音ではあります。
9月のはじめにお仕事で盛岡に行き
なにしろ満天の星空に感動したわたくし。
実は何度も行っている盛岡ですが、再び行って参りました。
北上川と岩手山。
残念ながら半分は雲に隠れてしまっていましたが、
青々とした山と高い空、澄んだ空気に秋を感じました♪
盛岡の街をブラブラと散策です。
目的は、宮澤賢治や石川啄木など多くの著名人を輩出した
旧制高校盛岡第一高等学校。
盛岡駅から10分少し歩きます。
勝手に、古い校舎(↓みたいな)
があるものだと思い込んでいたのですが
建て替えられて4階建ての真っ白いコンクリート製の新しさ。
なぜ盛岡一高に行こうと思ったか・・・。
昔、なにかのTVでいまだにバンカラな校風が残っていると知ったからです。
もちろん普通の高校生は”普通”ないまどき高校生らしいのですが、
応援団は敗れ学帽に下駄ばきで登校しているとか!!!!
み、見てみたい。
ま、残念ながら休日という事もあり
バンカラ応援団の姿はありませんでした(→当たり前)。
ですが、ですが。
いまどきにしてはオープンな出入りOKの学校敷地内で
石川啄木の歌碑など読んでおりましたところ、
一人の在校生が横を通り過ぎようとしました。
そのさい、その眉目秀麗な好少年は
わたくしたちの姿を認めると立ち止まり、姿勢を正して一礼。
「こんにちは」とあいさつをしてすれ違っていくではありませんか!
す、素晴らしいわ~。
眉目秀麗、としたためたものの
特にお顔をじっくり拝見したわけではないの。
でも、眉目秀麗だったような気がしちゃう振る舞いの美しさよ。
わたくしもその振る舞いに学ばねば・・・。
ちなみに石川啄木の歌碑は
盛岡の中學校の
露臺(バルコン)の
欄干(てすり)に最一度我を倚らしめ
でございました。
若くして世を去った啄木が、学生時代を懐かしく思い出していたのでしょうね。
グラウンドでは、テニス部の試合をしていたり
剣道部の竹刀を交わす音と掛け声が聞こえてきたりと
束の間、わたくしの過ぎし青春時代が蘇る時を過ごしました。
駅の周辺はビルが建ち並んでいますが、
駅から10分も離れると、住宅地が続く静かな街です。
むらさきしきぶ
あら~、とてもとても懐かしい看板
お土地柄ですねえ…、アパートの名前が何とも詩的。
写真を撮り忘れてしまい、本当に残念でしたが
クリーニング屋さんに
『サービス期間につき20%引き! はんてんクリーニング』
とポスターが張り出されていました!!!
雪国ならでは!!!
コスモスが風に揺れておりました。
目抜き通りに出て、盛岡地方裁判所にある
石割桜を見に行きます。
大きな石を、本当に割って生えているのですね。
いつもタクシーからチラッと見るだけでしたが
間近で見るとビックリするほどの太い大木です。
桜の季節は、また見事だそうです。
その名も目出度い”開運橋”から、再び北上川。
先の台風の影響も残って、水量が豊かでした。
開運橋はただいま改修工事中で、
そのお知らせ看板に可愛いご当地ゆるキャらが♪
岩手県の名産が塗りのお椀に入っています。
ずいぶん前から県内、あちこちで見かけるのですが
名前がわからない!!
旅の後半で、やっと判明したその名前は
左から
ウニっち
おもっち
こくっち(穀物?)
そばっち
とふっち(お豆腐)
だそうです。
可愛くて気に入りました。
思わずストラップを買ってしまいそうになったのですが
つかわないだろうな・・・、と冷静になり我慢(笑)。
風がとても爽やかで、
山と川と緑に囲まれた穏やかな盛岡を
存分に堪能いたしました^^
お天気に恵まれて良い旅行だったようですね。
懐かしい昭和の香りが紀行文より伝わり、読んでいる私もその雰囲気に浸ることができ、ほのぼのとした気持ちになりました。
盛岡は以前、出張の途中に立ち寄ったくらいで、記憶が薄いです。
岩手県と言えば、一度訪れた平泉、有名人では賢治や啄木くらいしか思い浮かびませんが、岩手山に北上川、のどかな町並みなどはかなり魅力がありそうですね。
名産品のかわいい名前、最近のものなのでしょうか。
今回はじめて聞きました。
これで「怒濤の10月」は乗りきれますね(笑)。
こんばんは。
岩手のゆるキャラは、数年前から見かけていました。チラッと見ただけでしたので、今回さまざま種類もあると知りました。
なかなかの可愛らしさです。
そういえば、奈良のせんとくんはずいぶん話題になり、結局根付いていますね。京都のゆるキャラは…知りません。
岩手県は北海道に次ぐ、広大な面積の県です。きっと見所もたくさんあるのでしょうね。