11月下旬とは思えない、うららかな小春日和。
温暖化は心配なんだけれど、その恩恵を感じる1日となったお散歩遠足。
10時ころに水戸に着く特急ひたちに乗車して、紅葉狩りに行ってきました🚃
水戸は近すぎ?て、出張で泊まることはあっても夜入りばかり。わざわざしっかり観光することは少なかったように思います。
振り返ってみたら2015年にほぼ同じルートを一人で散策していました。
↑この記事を挟んで3回に渡り記録してました。なんと偶然出会った見ず知らずのお婆様と2時間お散歩していたワタクシ🤣
そういえば、そんなことがあったなぁ!!
さて、今回はアイカタさんと一緒です。
アイカタさんも紅葉を見たい!との事で誘われました。わたくしはアチコチで見ているのでもう十分だったのですが…。
おつきあいしました😅
崎陽軒のシュウマイをおかずにおにぎり🍙の朝ごはん❤ 今日の中身はタラコと牛肉の時雨煮ですー。
水戸駅北口からバスに乗って、まずは偕楽園へ。
偕楽園といえば梅の季節なわけですが、偕楽園のお隣に『もみじ谷』があるので、それをアイカタさんに見せてあげようという算段です。
東門から入りました。
東門のそばには常磐神社があります。徳川光圀(義公)と徳川斉昭(烈公)を祀る神社です。
斉昭公といえば最後の将軍徳川慶喜の父。本木雅弘さんが慶喜公を演じた大河ドラマで、菅原文太さんが斉昭公をなさっていた記憶があり、そのイメージが強いです。
鳥居越しの銀杏と紅葉がお出迎え!
おお!!これはこれは🍁
七五三の可愛い可愛いおチビちゃんたちの晴れ着が素敵です✨
義烈公に日頃の感謝と日本の行く末の安寧を祈ります🙏
常磐神社のお隣の稲荷神社にも御参り。
偕楽園の好文亭へ。
学問に親しめば梅は花開き、学問から離れてしまえば梅は咲かない
という古い教え(確か…)から”好文亭”と名付けられたそうです。
斉昭公って趣味人だったのだなぁ。
好文亭最上階から水戸の街を眺めます。
皆、息災であるか?!(殿気分)
襖の引手のこの意匠がスゴイ!細かく彫り通されていて繊細です。
襖の引手のこの意匠がスゴイ!細かく彫り通されていて繊細です。
美しい…。
これは斉昭公が考案したのだそうな。
おそらく銅で作られているのだと思います。冬などは風を防ぐために閉じているのかも。
一人釘付けになって、ここを開けたり閉めたりしちゃいました(笑)
建具のひとつひとつも凝っていて、とても見応えがあります。
この眺めの良い最上階のお部屋に、長寿の家臣や民を招いて句会を開いたりしていたそうです。
お茶やお食事も振る舞ったんですね。
いい殿様だーーー。
好文亭だけでも見どころたくさんなのですが、今回の目的は紅葉です。
木々の色づきはまだこれから、という場所が多いので、ちょっと色づいていると引き寄せられますね。
東門入り口から好文亭の辺り(春は梅でピンク色になる)は”陽”の世界。
実は”陰”の世界もあります。
表門から入ったすぐの”一の木戸”からの竹林の小道がそれ。
侘び寂びの世界感。
ひんやりとした空気の中歩きます。
ここが好きです。
太郎杉。
侘び寂びの小道をどんどん下ると外に出られます。常磐線の線路を渡ると、そこには護国神社がありました。
晴天の下、真っ白な鳥居が美しい✨
御参りは辞して、奥に向かって頭を垂れるのみで失礼させていただきます🙏
この鳥居の脇を進むと、本日の目的地、その名も『もみじ谷』に至ります。
色づきは4分。最盛期には一歩手前くらいがきれいだなぁ…と思います。日の当たっている場所が本当に美しくて、とても満足しました。
人も多く訪れていたけれど、大渋滞ではなく、みんな適度にそぞろ歩きを楽しめるくらい。
このくらいがいいのよ。
観光地にも適正値って必要だと思います、ホント。
もみじ谷から歩いて10分くらいで歴史館に行けます(住宅地を通り抜ける感じかな?)
歴史館は銀杏が素晴らしいのです。
↑ウェディングフォトを撮影するカップルとカメラマン。「かわいい!!すてきーー!!」と声をかけてカップルを盛り上げます。
わたくしはこの群衆の前で写真を撮られる勇気に尊敬の念を抱くばかりです。
銀杏の黄色も存分に堪能できました✨
お昼も過ぎて、そろそろご飯を食べに行かなくちゃ。
歴史館前のバス停から水戸駅行きのバスに乗車して目的のお店に向かいます。
そこは奥久慈しゃもが食べられるお店。
夜はシャモの他、河豚やうなぎなどのコース料理を提供しているようです。
わたくし達は奥久慈しゃもの親子丼コースを頼みました。
先ずは湯葉刺し✨
だいぶ歩いて瓶ビールが美味しい❤
奥久慈しゃもの串焼きが3種類。
もう!美味しすぎ!!!
強い弾力と強い旨味が口いっぱいに広がって、地酒がススム君過ぎます!!!
そうこうしているうちに親子丼が到着しました。ドキドキ。
パカーン!
濃厚な有精卵がたっぷり使われた親子丼。味付けは少し濃い目です。
奥久慈しゃもの濃い肉の味に負けないように、という感じかな。
とても美味しく頂きました!
食事のあと、水戸駅に向かう道すがらも紅葉狩り、銀杏狩り。
カリンの実がたわわです。これも秋の景色ですね。
かりんの奥に見える建築物が目を引きます。
これは『低区配水塔』
平成まで現役で使われていたもので、市内の低い地域に給水するための施設だそうです。
美しい意匠が施された素敵な構造物。
国の登録有形文化財に指定されたそうです。
やっぱり水の施設には水の神様、龍が使われるのですね。かわいい。
義公(光圀公)、助さん格さん、ありがとねー。とても楽しく水戸を満喫できましたー。
帰りの特急は15時半。
お土産を買って帰りましょう。
お約束の納豆と干し芋。
今回珍しく甘いものとしてメロンパンを購入。食べるのが楽しみです。
楽しい秋の遠足でした。
水戸、いい街❤❤
ありますが…
式場直行だったので…駅前の
光圀公・助さん・格さんの銅像しか見てないな。
歴史館etcいい所がいっぱいですね。
今はホント紅葉が…イチョウがキレイ💛
奥久慈しゃもの親子丼もそそられる~
水戸…茨城…遠くないのに…親子丼食べに行きたいな(笑)
大昔に一度きりしか行った事がないので、こんなにも素敵な所だったのだと、改めてびっくりしています。紅葉の時期に合わせて行きたいです。今から、来年に向けて計画を立てます。紅葉の素晴らしさに、ほかのお写真も素晴らしいです。本当に綺麗です。そして、お洒落な配水塔にびっくりしました。お料理も美味しそうで、ゴックンです。あれだけの見物客の中でポーズが取れる花嫁花婿の堂々とした姿に感心しました。楽しい遠足のお話を有り難うございました! なおとも