二人の美女を前に我思う・・・。

私には、ずば抜けてキレイな友人が２人います。

もう、本当に万人が認める「美人」というやつです。

一人は、「元準ミス日本」。
叶姉妹で一時期話題になったアレですね。
彼女とは大変親しくしているのですが、背の高い人なので（174ｃｍ）首が疲れます。
私は158ｃｍとやや小柄。
（人にはそんなに小さく見えないって言われるんですけどね。
　態度がデカイと大きく見えるんでしょうね、おのずとね。　）
おまけに高いヒールを履きますので、見下ろし＆見下ろされの構図です。
足も長いので、グングン歩く彼女をチョコマカチョコマカ追いかけます。
懐かしい漫画「ちっちとサリー」みたい（女同士だけど）。

で、背も高く（ヒールによって180ｃｍにはなる）て美人ですから
街中、お店で注目を浴びます。
人というのは、結構無遠慮にジロジロと見るものなのですよ。
ご年配の方と同世代の女性は特に遠慮がありません。
嫌な感じですね。
彼女曰く、「ずっと長い間ジロジロ見つづけられてきたから、視線では負けないようにしている」
・・・そう。よく電車の中でにらみ合いのバトルをやっています。
お年頃の男性は、チラリチラリと盗み見・・・。
彼女の美貌と背の高さにもめげない自信家の方はジリジリとにじり寄ってきます。
そして、やおら声をかけてくる！！→ほぼ撃沈。（面食いです）

皆さん、知らない人に不躾な視線を送るのはやめましょう。
そうして、ちょこまかした存在には気付いてあげましょう。


もう一人の美女。
この人はずっとモデルをやっていました。
有名な女性雑誌の表紙を飾り、某国内化粧品の専属でカタログトップとなり
超有名海外ブランドのショーモデルとしても常に出ていました。

ハッキリ言って、あんまりにも美しすぎると
自分と比較してどうのこうの、なんて考えないものですね。
考えても意味が無い事は、人間の本能で思考しないようになっているみたいです。

学生の頃、いつも買っていたファッション雑誌があったのですが、
ある時彼女の自宅で「これ、昔バイトでやってたやつよ」と出してきた写真が
まさにその雑誌でした。
私が食い入るように見つめていたのが貴方だったのね～、と
感慨にふけったものです。

日ごろ薄化粧の彼女ですが、ある日きちんとメークをして現れました。
「あ、やっぱりきれいだな・・・」と感じながら話をしていましたが、
冬の寒さに彼女がコートのフードをサッと被ったのです。
そのフードの周りには狐のファーがかなりのボリュームで使われていたのですが、
そのファーの中に、彼女の小さな顔がおさまっている姿に
その場に居た私を含めた３人の友人達が思わず息を飲んでしまいました。
あんまりにも、あんまりにもキレイで。
よく外国のモデルやハリウッドの女優達がそんなスタイルをしますよね。
そこが一瞬日本ではなく、北欧のどこかの国のようでした。
それまでベラベラ話していた話の内容など一瞬で消えてしまいました。

美しいものの前で、人は無口になるのです。

こう書きながら、誰もが私の前で楽しげにおしゃべりする理由がわかりました。