昨夜、旅行から帰宅して何気なくTVを見始めたら
『火垂るの墓』by野坂昭如
のドラマ版をやっていた。
今年の夏にアニメ版を見ており、それがあまりに胸に迫ってきたので
ドラマは期待せずに軽い気持ちで見始めた。
しかし、すぐにその気持ちは撤回しなければならなくなった。
清太と節子の両子役が素晴らしく、ことに節子役の女の子の自然な演技は
他の芸達者な俳優陣をも凌ぐものだった。
松嶋奈々子が憎まれ役を淡々とこなしていたことにもある種の感慨(?)をおぼえましたが、やはり今回は節子役のあの女の子に軍配を上げたい。
(何の勝負だ!?)
アニメでも号泣してしまったが、
今回は 号泣嗚咽虚脱 という泣きのプロセスを辿ることとなった。
戦争を知らずに育っている私たち。
そして今の子供たち。
戦いのバーチャルゲームばかりして、平和ボケしている人たち皆。
少し真剣に考えなくてはいけないですね。
・・・・野坂昭如さん。
ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか。
あの方個人から、この物語とのつながりを感じないのですが、
あの世代の方々は、どんな形であれ辛酸を舐めて現在に至っているのですよね。
この物語を通して彼が伝えているメッセージを受け止め、
さらに次の世代につないでいく義務が私たちにはあるのです。
『火垂るの墓』by野坂昭如
のドラマ版をやっていた。
今年の夏にアニメ版を見ており、それがあまりに胸に迫ってきたので
ドラマは期待せずに軽い気持ちで見始めた。
しかし、すぐにその気持ちは撤回しなければならなくなった。
清太と節子の両子役が素晴らしく、ことに節子役の女の子の自然な演技は
他の芸達者な俳優陣をも凌ぐものだった。
松嶋奈々子が憎まれ役を淡々とこなしていたことにもある種の感慨(?)をおぼえましたが、やはり今回は節子役のあの女の子に軍配を上げたい。
(何の勝負だ!?)
アニメでも号泣してしまったが、
今回は 号泣嗚咽虚脱 という泣きのプロセスを辿ることとなった。
戦争を知らずに育っている私たち。
そして今の子供たち。
戦いのバーチャルゲームばかりして、平和ボケしている人たち皆。
少し真剣に考えなくてはいけないですね。
・・・・野坂昭如さん。
ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか。
あの方個人から、この物語とのつながりを感じないのですが、
あの世代の方々は、どんな形であれ辛酸を舐めて現在に至っているのですよね。
この物語を通して彼が伝えているメッセージを受け止め、
さらに次の世代につないでいく義務が私たちにはあるのです。
戦争でみんなおかしくなっていたんでしょうけど、自分たちの生死がかかるとああいう風になるんでしょうね。
アニメはずっと前に見て、その後何度か再放送していますが、余りに悲しすぎるので見ませんでした。
僕も葉月さんと同じで、ドラマには期待しないで何気なしに見ていたのですが、節子が自然すぎて思わず引き込まれて最後まで見てしまいました。
ドラマが終わって現実に戻ると、今があまりに平和ボケで、そして人の命の重さがわからない人も増えて・・・空恐ろしくさえなります。
天災も戦争も忘れた頃にやってくるのでしょうか?
憲法改正論議も盛んで軍隊を持つことが検討されていますが、最初は自衛に専念といっていても、変わりだしたら早いぞ~と思ってしまいます。
こんな清太や節子のような悲しい子を作ってしまう時代には戻らないように願うばかりです。ましてや、日本がそんなことに手を貸すこともないように・・・
広島の原爆資料館、逆の意味で靖国神社、板門店@韓国 etc はもっともっといろいろな人が出かけないといけない場所でしょうね。私個人としては「非武装中立」なんて夢のまた夢だと思っていますし、軍隊は当然必要だと思っています。だからと言ってもちろん(侵略)戦争を肯定するわけではありません。某国などが「テポドン」みたいなやつを打ち込んで来たときに、両手をあげて「降参」ということはあり得ないということです。憲法第九条の「交戦権」をどう解釈するかは人それぞれですので、この件についてもしここで話しが大きくなってしまったら申し訳ありません(ないとは思いますが)その時はこの投稿を削除してください m(_ _)m
そう言えば「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか。」は久しぶりに大笑いました(^_^;)「はっぱふみふみ」や「ゲバゲバピーッ」と同じくらいに懐かしいです。
ここで、一句・・・。
サクマ飴 食べると気になる 節子の骨(水芭蕉)
(解説)筆者はサクマドロップ缶をたまたま買って楽しんでいたが、チラ見した「火垂るの墓」のために
アニメ「火垂るの墓」を思い出し、食べるのに「うっ」となっている有様。
・・・みんな真面目にコメントしてるのに、ごめんなちゃい。
憲法改正、軍の所有については一層の議論が必要な事案だと思います。
現状は若い世代の人たちはほぼ無関心でいるのだし。
無関心でいることが一番罪深いように思います。
ドラマのエンドロールで、今 現在進行形で『戦争』を行っている国々の子供たちの無邪気な笑顔がたくさん流されていました。
中には銃を持っている少年の姿もありました。
『国を守る』ってなんでしょうか?
他所の国の文化や主義、思想、精神に土足で踏み込むような大国の論理。
不遜な考えだと思います。
事ここに及んだら、わたしも一人の女性として自分の家族を守るためにきれいごとは言っていられない。
だから「いま」真剣に考えなくてはいけないのだとお思います。
ところで、のんじさま。
あのCMがスルリと浮かんだ自分に涙が出そうでしたよ。
残念ながら「はっぱふみふみ」などはライブで見ていないんです。
巨泉もね~。
年をとったらやけにつぶらな瞳とかわいい睫毛が気になりますぞ。
まじめな空気をひととき和ませてくれてありがとう。
そんなうめももワールドに夢中な私。
サクマドロップって、あの缶のスタイルで今も売ってる?
すごく息の長い商品だ。
節子が空腹のあまりにおはじきをドロップだと思ってなめるシーン。
つらかった・・・。
おはじきを口から吐き出させられた瞬間、魔法が解けたみたいに倒れこんでしまうのです。
髪やお洋服がすごく汚れていて、目も落ち窪んで、唇もカサカサしていて・・・。
リアルな演出だったので、本当に切なかったよ・・・。