豊岡出張、出石の皿そばを堪能しました

この1週間ほど、なんて長く感じたことか…と思います。

日頃は月日の流れの速さを憂うばかりだったのになぁ。

まず、優しいお気持ちを寄せてくださる皆様にご報告です。

まだ変化の途中だと思いますが、兄の状況はみるみる改善しています。本当に有り難いです。

義姉とビデオ通話で持ってきてほしいものを確認し合ったり、自分の考えや気持ちを伝えようとしたり、意思疎通も覚悟していたよりずっと良くなりました。

わたくし達は最悪な状況を見ているので、今の兄の言動の一つ一つが喜びでしかありません。

が、兄は当時の自分がどうだったか知らないので（ブログには書いていませんが、大変なことがいろいろありました）、思ったように話せない事に心が揺れています。

そうだよね。

仕事に戻れるのかなど、先への不安が大きいのだと思いますが、周囲からしたら「それはまだ先のこと」なので、少しギャップがあります💦

義姉は

『久しぶりにこんなにゆっくり〇〇さんと話したわー。学生時代の〇〇さんが戻ってきた感じ。このままでもいいくらい、本人には言えないけどね』

と笑っています。

みるみる回復する兄の様子は嬉しい限り。

反面、ここに来て母の心労がドッと出た感じがします。

当日は徹夜でしたし、その翌日も病院に行っています。

心配したり、安心したり目まぐるしい数日間だったのだから当然です。

…あら。

豊岡の出張を振り返るつもりだったのに、やはり長くなってしまいました💦

羽田から伊丹に飛んで、そこから但馬空港へ移動。

毎度プロペラ機はちょっと怖いです。

いつもは城崎温泉に直行するのですが、今回は出石（いずし）に出かけてみました。

こちらは大石内蔵助の奥様りくさんの出生地だそうです。

愛読ブログのけいこさんに教えていただきました。町中にも看板がありましたね。

小さな城下町で、家老屋敷には大きな枝垂れ桜が緑濃く佇んでいます。春は見事でしょうね。

野面積みの石垣

落ち着いた町並み。

↑こちらはお蕎麦屋さん。古くからある由緒ありそうな風情です。

出石には本当にお蕎麦屋さんが多いです。

みんな皿そばを出すのでしょうね。


国替えで信州上田から移り住んだ仙石氏が、信州のお蕎麦が食べたくて、地元の蕎麦に信州の手法を加えて蕎麦を作らせたそうです。

そして、地元の焼き物出石焼の小皿で食べるようになったのが、出石の皿そば。

こちらの名物です。

五枚の小皿にお蕎麦が盛り付けられて、一気にやってきます。

わんこ蕎麦とは違うけど、たくさん食べられる！という気分。

たっぷりのお汁に、薯蕷や温泉卵やネギわさびなどの薬味がいろいろ。

味を変えながら楽しめます。

喉越しツルツルで美味しいお蕎麦でした。

薯蕷に温泉卵は最高ですね。

1枚追加して美味しく完食です。

こちらのお店は、出石の名所、辰鼓楼（櫓時計　日本最古の時計とか）を眺めながら食せます。

暑い日に、冷たい麦茶が嬉しい。

食後のおやつは店内で販売しているお饅頭でした。

続きます