林の中で見つけた花は、シロヨメナ一輪と、コセンダングサ。
そしてこのススキ(芒・イネ科)。 花序が細くても立派な花の花盛り。(*^^)v
小道の奥へいざなう様に 「いらっしゃいませ」と、頭を垂れて
楚々とした風情です。
チャバネセセリが留まった黄色い花に、
極小の白い花弁が付いていました。
コシロノセンダングサとコセンダングサとの中間型の花でした。
放射状に付いたそう果は、くるくる回り出しそうな楽しい形♪
紅葉した葉や赤い茎、そう果の先端に付いたベージュ色の冠毛など、
全部が相まって、簡素でありながら素敵な姿だと思います。
この線形の実が服に付くと、細くて取りにくい上に結構痛い。
かなり強力なひっつき虫です。
拡大してみて見えました! ひっつき虫の恐ろしい?秘密が!
先端に付いた冠毛には下向きの刺、
黒い線形の部分には上向きの刺。
これではこちらが苦戦するわけですね。