☆妖精からの贈り物☆別館☆

本館で登場させられなかった写真、大きな画面で表示してみたい写真など。
心残りの無いように、別館を作ってみました。

コセンダングサなど(こんぶくろ池)

2014-11-15 | 植物

 

林の中で見つけた花は、シロヨメナ一輪と、コセンダングサ。
そしてこのススキ(芒・イネ科)。 花序が細くても立派な花の花盛り。(*^^)v
小道の奥へいざなう様に 「いらっしゃいませ」と、頭を垂れて
楚々とした風情です。

 

 チャバネセセリが留まった黄色い花に、
極小の白い花弁が付いていました。
コシロノセンダングサとコセンダングサとの中間型の花でした。

[コシロノセンダングサの花]と[中間型]

 

 放射状に付いたそう果は、くるくる回り出しそうな楽しい形♪                        
紅葉した葉や赤い茎、そう果の先端に付いたベージュ色の冠毛など、
全部が相まって、簡素でありながら素敵な姿だと思います。

 

この線形の実が服に付くと、細くて取りにくい上に結構痛い。
かなり強力なひっつき虫です。

 

拡大してみて見えました! ひっつき虫の恐ろしい?秘密が!
先端に付いた冠毛には下向きの刺、
黒い線形の部分には上向きの刺。
これではこちらが苦戦するわけですね。


実・6種(こんぶくろ池・10月下旬)

2014-11-15 | 植物

 

訪れる人も少ない静かなこんぶくろ池

花の季節も終わり、目に留まるのは色鮮やかな実。

 

愉快な形のゴンズイ(権萃・ミツバウツギ科)の実

肉厚の真っ赤な果皮が弾けて、中から黒い目玉(種)が現れます。

 

 

この日一番優雅なは、コムラサキ(小紫・クマツヅラ科

葉柄の位置から少し離れて実が付くところ、葉の縁の上半分

にだけ鋸歯があるところなどが、ムラサキシキブとの相違点。

 

 

黒紫色に熟すイボタノキ(水蝋の木・モクセイ科)の実は、まだ未熟。

汚れのないとても美しい緑色でした。

 

 

黒紫色に熟したウド(独活・ウコギ科)の実

 

 

カラスウリ(烏瓜・ウリ科)の実

 

 

マムシグサ(蝮草・サトイモ科)の実