☆妖精からの贈り物☆別館☆

本館で登場させられなかった写真、大きな画面で表示してみたい写真など。
心残りの無いように、別館を作ってみました。

一羽のアオサギ

2014-11-23 | 野鳥

 

葦の茎の前に立っていたアオサギに全く気付かずに、どんどん道を進んで行きました。
首を長くして立っていると、ヨシゴイのように葦に溶け込んでしまうのでしょうか? まさかね。

知らぬが仏で近付き過ぎた為、アオサギさんはふわりと飛びあがりすぐ4~5m先の道の真ん中に舞い降りました。
あれ? 逃げないの? 
行く手を塞ぐように道の真ん中に立つアオサギさんって、初めて!

折角近くにいてくれるのだからどう撮ろうかと、わくわくドキドキしながら立ったり座ったりしていると・・・

 

奥の方から人がやってきました。
大きな野鳥が近くにいるのというのに、横を向いて見ていない! 

 

もったいないから、気づいて!と、奥の人を気にしながら、
アオサギさんにじりじりと近付いていくと・・・

 

やっぱり、飛ばれました。
また同じくらいの距離をあけて着地したところ。
広げた綺麗な羽を撮ろうと切ったシャッターは、なぜか奥の人にジャスピン。
こんなに大きな動きをしたのに、この人こっちを見ていない!

 

ゆっくり動くので、羽を畳むしぐさにレンズの動きが間に合いました。

 

あー、行っちゃった。
最後まで気づかれなかった気の毒な?アオサギさん。
右目でこちらを、左目で奥の人を気にしていたことでしょう。

 

再び近付いてみると、もう距離をあける場所がないのかゆったりと飛びあがり・・・


葦原の奥へと去って行きました。

 

この場所に慣れ親しんで、訪れる人たちにも動じない一羽のアオサギさんとの出会いは、帰る寸前の出来事。
最後に素敵なプレゼントをもらいました。

 

真面目に使ってみようと持ち出した18-135mmレンズ。
印象的な写りには今一つでしたが、景色も植物も予期せぬ野鳥が現れても何とか対応できる便利なものでした。