仕舞い込んでいた18-135ミリのキットレンズの練習にと、[根木内歴史公園]へ出かけました。
ここは城跡を整備して作られた公園で、常緑樹や湿地など自然豊かな里山風景を楽しむことができます。
前回の訪問記は、2年前の9月。
ヒレタゴボウやマツカサススキ、タコノアシ、マコモやソクズなど、わくわくする興味深い植物たちが生息していました。
11月の今も生息しているはずなのですが、一面綺麗さっぱり草刈りされて、枯れ姿も見えず淋しい限り。
代わりに樹林。
ブランコができそうなヤマフジ(山藤・マメ科)の蔓。
手が届かなくて残念です。
板の様に太く厚い
唯一の彩り、コナラ(小楢・ブナ科)の黄葉
カルガモの一群が、勝手知ったると言った様子で、小さな池に入ってきました。
仲良しグループがお風呂に入っているような長閑な光景です。
数えてみると7羽です。春には新しい恋がいくつ生まれるのでしょうか。
2、5mほどに背丈を揃え一帯を埋め尽くすヨシ(葦・イネ科)
淡い色の穂が一斉に風に揺れて、煌めいて・・・来る度ごとに見惚れています。
ススキやオギより 荒々しく、群生すると威圧感すら感じる葦の穂です。
目の高さには茎の群生
穂を見上げて歩いていると、ひょいと飛び上がったアオサギの動きが目に入り、ずっと葦の茎の前に立っていたことに初めて気付きました。