ナナカゴ日記 ただいま幸せ60代

60代。突発性難聴。備忘録。呟き。まだまだスーパーパートw

散切り頭?の リカちゃん!

2019年02月13日 | 娘たちのこと

「散切り頭」?
↓の写真 斬新でしょ?(笑)
散切り頭とは言わない?
深くは追及しないで!w


三人娘なので
小さい頃は
「わたしもわたしもわたしも」w
何でも複数有ったっけ←遠い👀

それでリカちゃんもこんなに増えて
そして一番上がやると
下の二人も倣うw😄

なので散切り頭?のリカちゃんがこんなに!😄

(笑)




引っ越しで処分しようしようと思ったが
話の種に処分は保留に。



リカちゃんハウスとかも有ったが
それはさすがにもう無くなっていたから
前回の引っ越しの時に処分したようだ。
もう忘れている!




しろいろの街の、その骨の体温の

2019年02月13日 | 読書



引っ越しで落ち着かないせいもあってか
一気に読んでしまった。
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説明

内容紹介

クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級するが――野間文芸新人賞受賞、少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。

内容(「BOOK」データベースより)

季節が変わるごとにたくさんの転校生がやってくるニュータウンで、クラスの立場も性格も、正反体の女の子と男の子が出会う―。学校が嫌いだった人たちへおくる、教室の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

村田/沙耶香
1979年千葉県生まれ。玉川大学文学部卒業。2003年に『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀賞受賞。09年『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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感想…

なんとも思春期の元の部分はこんなことだったのかもと
自分と照らし合わせて読んだ。

中学生の頃
カーストはわたしのクラスにもあった。
上中下。この
物語のようにちゃんと。
わたしは
この主人公 結花ほどの激しさや繊細さや明晰さがなかったから
そんなにシビアに感じていなかったと思う。

若菜ちゃんのように
自意識過剰であり
強い人間に媚びへつらってもいたし
結花のように
大人しくあまり喋られない子でもあり
見た目も幼かったし痩せていた。

この本の中の外面は若菜ちゃんと結花を混ぜたようなにんげんだったなと思い出した。

わたしも
人間関係の縮図をこの頃すでに知ったのだわね。
意識して考えたことがなかった。

残酷なほど人を品定めすることに目覚めて
自分の汚い部分も自覚し
戸惑ったり嫌悪感を持ったりして
自分を分かろうとする入り口がこの頃だった。

そう思うとこの主人公とわたしは同じだったかもしれない。
そういう成長時期。

でも
わたしは鈍感でほとんどのほほんと過ごしていたな。
目立たずでも自意識過剰な自分を感じて。

そして今思うに
60年生きてそういう自分を
繰り返し確認するようだったな。
鈍感でバカででも自意識過剰ということを。


もう
バカで鈍感を味わいたくないが
これからが益々なのだろうな。
うんざり感を増やした。


郊外の新興住宅地で
小学生から中学生までの
心や体の成長を
結花という女の子を通して
物語っている。

ごくありふれているようで

でも全部は当てはまらないけれど
かなり特種で
でも
多分いくつかは必ず当てはまり気持ちが動いて
読んでしまう。

そういう感じで最後はやはりどうなるのかと
読み進めてしまう。

わたしは
60歳にして
原点はあの頃のわたしで
今に至っても
根っこの部分は差ほど変わってないことに何故か涙が出た。

わたしはわたしでしかないのだし
これからもわたしなのだと思った。





ああワケワカメ!
だから
読後感を書くのはダメなのよ!


もし
ここまで読んでしまった方は
ごめんなさい!

そしてありがとうございます!