プロデュースユニット「ななめ45°」

白木原一仁による表現ユニット。関西を拠点に、パントマイム/ダンス/音楽を取り込んだ演劇をプロデュース形式で展開中!!

華麗なる..

2006年03月23日 18時01分49秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
小春日和にあてれられて、また軽くブログ惰眠してました。

何故でしょう?とても忙しい。ベースも弾いてない。
朝起きては仕事へ行き、そのまま稽古で、帰ったらバタンQ。

それでも食うものは食ってるわけで、昨日はカレーを作ってみた。
わりと自炊派なのだシロキハラは。まあそれにはいろいろ理由があるのだが、それはまた後日。

で、カレー。

まず最初に、疲れている時に料理をするのはよくない。
周りに有るものを片っ端から入れてしまうのだ。そこには勢いしかない。

まず食材を炒め、軽く味付けし、鍋に移して水を加える。そこまでは良かった。
ちなみにコンソメのような洒落た調味料は無かったのでほんだしを使用。何故か煮干しがあったのでそれも突っ込んだ。煮立ったところでカレールウを溶かし、鷹の爪とケチャップを入れる。どうも水の量が多かったみたいなので小麦粉を探したが見つからず、仕方なくすり胡麻を投入。

既に悪魔のレシピになっている。呪いをかけるときにほくそ笑む姿は、その過程に因るものだという事を初めて知った。

味見をする。

うーむ、何かに似ているがひと味足りない気がする。
物足りない時は塩か醤油だ。
その赤黒く沸き立つ鍋の中へ醤油を注ぎこんだ。

ウ~ン良い香り。

改めて味見をする。これで良し。
料理人は2回しか味見をしないものだ。何回もすると舌が慣れて味が分からなくなる。

火を程よく弱め、タバコに火をつけた。



...何だこの香りは。

我にかえって、おそるおそるその味を確かめてみる。

僕は舌を疑った!このカレーはたこ焼きだった!!

ほんだしと煮干しとケチャップと、胡麻もあるのかもしれない。間違いなくその味は大阪の魂TACOYAKI!!何故インドのお袋の味がジャパニーズソウルフードに変貌したのか、謎は深まるばかり。