吹く楽器は苦手だ、が・・

もう１０月なんでブログの模様替えをしてみた。
たまにはこんなのもアリだね。


さてさて、今日は何だかね、尺八ってすごいと思った。

エロぢゃないよ。楽器だよ。
期待した人、残念賞。

詩吟の発表会だったんだけどね。詩によってお琴と尺八が入るのですよ。
問題だったのがそのお琴。
全然チューニングが合ってないのよ。
ていうか演奏者が気にしないのよ。

おかしいでしょ？
その人 師範らしいんだけど、はたで聞いててわかるくらいだから、フツー弾いててもわかるでしょ？
それなのにお構いなし。
ちょっとイーッとなりました。

で、本題。
その尺八がとてもきっちりとした音程を奏でる人だったの。
味のある音も出すんだけど、それでも音程がすごく安定してて。
だから１曲目が始まったとたん、膝から崩れ落ちそうになったわけ。

でもね、だんだん尺八と琴のチューニングがあってきたの。
お琴の先生は相変わらずお構いなしだから、尺八さんが合わせてきたんだな、これが。

何となく、かなり古いレコードを聞いてる感じ。
実際はそれでも足りないくらい低いんだけどね。どれだけ古いねん！ってくらい。

でも、きちんと合わせられるってことに感動した。
和物ってシテに合わせる習慣（？）があるけど、そういうことなのかな？
いやしかし見事でした。
深いねえ、シンプルな楽器は。

伝説になる

ふと思い出した。

聞いた時は、すごくへこんだ。けど公演打ち上げでかなり酔っぱらっていた。
そこからその先はあまり覚えていない。飲んでいたものが急にまずくなった。
いや、味がわからなくなって、でも身体には染み渡っていって、そしてダウンした。

そして起きた時にはすっかり忘れていた。
今さっきまで忘れていた。

マルセル＝マルソー

写真かTVでしか ちゃんと観た事無いけど。
ライヴは厚生年金会館（当時）で米粒くらいだったけど。
やっぱり残念。

偉大な人だった・・はず。詳しく知らない。
けどビップくらいは知ってる。

なにげに空を見上げた。

映像だったら雲の合間に顔をのぞかせるのかな。
でも素顔を思い描けないや。

ちょうどマイムがらみの公演を終えたところにこの訃報。
この日の事はきっと忘れない。

もっと知ろう。いろいろ調べよう。
記録からは片鱗しか見出せないかもしれないけど。
知らなくて良い事柄は無いはずだ。


こうやって失ってから大切に思うことが多い。
大切なことだらけなのに、触れないままのことが多い。

いけないね。
この気持ち大事にします。
ありがとう。
行ってらっしゃい。
遅ればせながら、遠い地からお見送りいたします。

月はどっちに出ている？

中秋の名月・・ではないのか？でも良いお月さんだ。

劇団しし座公演「愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸」無事に終了いたしました。
たくさんのご来場 誠にありがとうございます。

ところで今年に入ったくらいから「パントマイムができる人」から「パントマイムをする人」へと変貌してしまったようです。
元々やってたんですけどね。セリフの無い劇団にいましたから。
でもセリフ芝居に戻ったとたん全然使う場がなくて、しかも大分サボってたからちょっと苦労しましたね。
だって現役時代みたいに動けないんだもの・・。

ただ、その間に演出的な事やいろいろな経験を積んだおかげで、自分なりに自信を持って出来たというのもあります。
今回はぴったりの役でしたわ。誘っていただいた しし座北川氏に感謝。

それから、この公演のおかげでワークショップの問い合わせも増えてます。ありがたや。
ぜひ経験してください。おもしろいですよパントマイムって。
毎月第１第３水曜日に大阪谷町９丁目 應典院にて行なっています。どうぞよろしくお願いします。



さて この場を借りますが、きむりんへ。
あずまさんはご実家のほうに帰られました。大阪に来ることもあるらしいけど、望み薄ですよ。
だからあずまさんハミゴにして誰かとバンドやってみる？・・なんて。
一度どこかで会いましょうか？

劇団しし座

「愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸」の初日が無事終了しました。
いつもながら、たくさんの人のおかげで出来上がりました。感謝感謝でございます。

でも、とりわけ僕のマイムが好評だったようで・・クシシ。
いやいやすみません。ホントはいっぱいいっぱいです。
良い作品と良いチームにめぐり合えた、と切に感じます。

と・こ・ろ・で
面白いのが しし座の座長 北川隆一氏。
今回のこの方との繋がりが、うまいタイミングで収束しているような気がします。

まず、ワシと北川氏とは某 劇団ひまわり俳優養成所でお世話になったのが始まり。

そして、今日お客様で来られた 上海太郎舞踏公司時代からお世話になっている舞台監督さんが、北川氏と知り合いだったり。

学校公演で巡回してた劇団（ちなみに北川氏もかなり以前そこで客演していたらしい）の方々と、この稽古期間中に街中や劇場等で頻繁に出会ったり。
また、その巡回公演時に共演した方々が昨年一昨年と しし座に出演していたり。

それから仕込み日の照明チーム。チーフの西山さん以外全員前からお世話になっている人だった、みたいなことも。

そして一番のビックリが、友達のバンド「黒鉄ゾンビオーケストラ」（明後日２３日がライヴ。どんかぶり）の新ドラマー。実は彼、某ひまわり時代に北川氏演出でワシがヴァイオリンを奏いた作品（！）のサポートスタッフだったり・・。（ちなみに彼にベースを借りパクされてます。今や手元に残っているかどうかが不安）

繋がるものですねえ。悪い事は出来ません。
僕も少しは大人になったんで、昔の事は水に流してください・・なんて。

ともあれ、あと２日、３回です。みんながんばろうね。

おっとっと

公演前になるといろいろ変な感じになる。

よくあるのは浦島状態。
だんだん周りが見えなくなって、社会情勢そっちのけでセリフ覚えたり準備したり。
そして公演が終わって打ち上がった次の朝、自分の居場所を見失うわけだ。

今何が起こっているの？最近何があったの？みたいな。

でも、だんだんそういう事はなくなって、切り替えもそれなりに出来るようにはなってきたが、今回はまた違った感じ。

５月から稽古してたからねえ。
いうても週に２回くらいだけだったけど。

ところが稽古とそれ以外を切り替えてやれていたはずが、少しうっかり。
ここにきて予定だらけ。時間が足りまへん。
・・いや、足りている。
時間がないから無理って、キャンセルをしていない。
全て回っているギリギリで。

こんな事もあるのだね。今年は良い年なんだね。


そのうっかり。強いて言うなら、勘違いで借りたtsutayaレンタル。
駅前じゃなくわざわざ梅田堂山で借りてしまった。

返却は２１日（金）本番初日。

小屋へのルートとは逆方向へ返しにいかなければ。いつ行こう・・？