プロデュースユニット「ななめ45°」

白木原一仁による表現ユニット。関西を拠点に、パントマイム/ダンス/音楽を取り込んだ演劇をプロデュース形式で展開中!!

「あかりの里」

2007年06月03日 21時07分01秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
という映画を観てきました。
知り合いの映画プロデューサー赤松亮さんによる作品。


奈良を舞台にした、とある家庭のお話。
何気ない日常の中での出来事、そしてちょっとほっこりする作品でした。


そういう作品だからこそ普段の自分に照らし合わせられるところもあり、ところどころ共感しながら ゆったりとした時間を過ごしました。


しかし、イグサって畳にしか使われていないと思ってました。時代劇とかで、行灯に入っている油皿がありますよね?それに浸かった芯紐。あれはイグサの皮を剥いだものなんですって。
流通していた頃は当たり前の仕事としてあったそうな。そしてその皮剥きをするおばあさんが出てくるんだけど、その作業が見事で、「うわ~」って口を開けて見てしまいました。めっちゃ頭悪そな顔してたと思います。


それから法隆寺とか斑鳩町って、何度か行ったことがあるんですよね。リアルに見覚えのある場所が背景になるのって、舞台じゃほとんどできないことだからすごく新鮮でした。


音楽も良かった。弦楽器がメインのいろんな音色いろんな曲が流れていた。弦楽器といえばシロキハラ。かなりウキウキしてました。すんごく良く合っていた。


帰りについ、葛餅を買ってしまいましたわ。和菓子おいしいっす。


絆や関係によって支え・支えられて生きているということを思い出させてくれる作品でした。
やっぱ家族って大事よね。
久々に実家に連絡しよう。