プロデュースユニット「ななめ45°」

白木原一仁による表現ユニット。関西を拠点に、パントマイム/ダンス/音楽を取り込んだ演劇をプロデュース形式で展開中!!

吹く楽器は苦手だ、が・・

2007年09月30日 18時43分54秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
もう10月なんでブログの模様替えをしてみた。
たまにはこんなのもアリだね。


さてさて、今日は何だかね、尺八ってすごいと思った。

エロぢゃないよ。楽器だよ。
期待した人、残念賞。

詩吟の発表会だったんだけどね。詩によってお琴と尺八が入るのですよ。
問題だったのがそのお琴。
全然チューニングが合ってないのよ。
ていうか演奏者が気にしないのよ。

おかしいでしょ?
その人 師範らしいんだけど、はたで聞いててわかるくらいだから、フツー弾いててもわかるでしょ?
それなのにお構いなし。
ちょっとイーッとなりました。

で、本題。
その尺八がとてもきっちりとした音程を奏でる人だったの。
味のある音も出すんだけど、それでも音程がすごく安定してて。
だから1曲目が始まったとたん、膝から崩れ落ちそうになったわけ。

でもね、だんだん尺八と琴のチューニングがあってきたの。
お琴の先生は相変わらずお構いなしだから、尺八さんが合わせてきたんだな、これが。

何となく、かなり古いレコードを聞いてる感じ。
実際はそれでも足りないくらい低いんだけどね。どれだけ古いねん!ってくらい。

でも、きちんと合わせられるってことに感動した。
和物ってシテに合わせる習慣(?)があるけど、そういうことなのかな?
いやしかし見事でした。
深いねえ、シンプルな楽器は。