プロデュースユニット「ななめ45°」

白木原一仁による表現ユニット。関西を拠点に、パントマイム/ダンス/音楽を取り込んだ演劇をプロデュース形式で展開中!!

自分では分からないもんだよね

2009年04月23日 02時32分24秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
自分の武器って何なんでしょう?

いやいや、俗に言う「自分の武器」ではなくて、役者が放つ手段としての武器。
ある役者は弓が得意で、ある役者は銃が得意で、ある役者は鞭が得意で。

威力はまちまちだけどもねえ。
ただ、その効果を知っていれば立ち居振る舞いも選べるというもの。

かと思えば水鉄砲しか持っていないはずの人が核爆弾を放てたりするから難しい話。
「これしか使えない」と言える人は逆に羨ましい。

1つの強みですね。

そんな話をしましたわ、稽古後の飲み会で。
今日はNGが少なかったから「ちょっと行きましょか」的なノリで。

写真は‥また次回。



どこでそんな流れになったのかサッパリ覚えていない酔っぱらいのシロキハラですが、なかなか興味深い話をした気がします。


こちらが教えるテクニックはあくまでその武器。そしてそれに付随する構え方。
近い形の武器なら構え方で処理できるしね。

でも、違う武器を扱うには訓練が必要。

しかもその武器の作りが悪ければ威力も何もないわけで。

そしてそのメンテナンスは基本的に各自の問題。
もちろんフォローも出来るけど、扱う気がない人には何とも言えまへん。

悪いかどうかは人と見比べれば分かるものだし、その癖を知っていれば使いこなせるはず。
そこまで自分のモノを客観視できるようになれば、さほどヤイヤイ言う必要も無いってもんです。

あと、自分に合っていない武器でも当てようとする気持ちが見えたときはそれで良い気もしたりします。

教える立場としては判断が分かれるところではありますが。
どのみち「自分を知る」というのがどんな訓練にも必ず含まれる要素ですから


振り出しに戻って。


どんな武器が合ってるんでしょうかね?

きっと今までの経験でいろんな武器を身につけているんだろうと思います。
全てがド真ん中を狙える訳じゃないけども、人型の的ならどこかに当てられるようになってるんじゃないか、と。

だから余計に振り返って考えてしまう。


かと言って我々はその武器での「破壊」が目的じゃないから(時には破壊してゼロから再開させる時もあるけど)、効きどころを狙えなければならないわけで。


訓練すべきことは沢山ありますねぇ。


狙うと言えば、ある種バスケのレイアップ的なシュートでありたい。

ダンクや3ポイントは必要に応じて。
しない、というより普段は狙わない。

その代わり出来るようにはしておきたい。
そんな欲求はもちろん有り。


ふむむ。悩みは尽きませぬ。