学校の授業。
毎週のようにここで愚痴をこぼすように記していたけど、今日は大きな変化があった。
何といっても「嫌いなものや苦手なものは?」という問いに「勉強」と答える「専門学生」だ。
この矛盾に気付いていない時点でかなり手強い。
前回から少しずつ突いてはいた。
こうあって欲しいという事への対応は、今回キチンと出来ていた。
とても良い傾向。授業もスムーズ。
指示を受けたことをこなす努力はできるようなので嬉しかった。
ただし、指示されないと行わないという事でもある。
不安は尽きない。
とにかく対話すること。
初期よりだいぶ普段の会話ができるようになってきた。良い兆候。
授業では何をすれば良いのかより、クラスがどうあるべきか?に比重を置いている。
その結果として、個人が何をすべきかを考えれば良い。
こちらは技術に対しての回答はできる。
欲しいもの、やりたいものを見つけてくれたら、当然そこにも対応する。
授業でやっている事が全然残っていなくても、実は構わない。だって、伝えてすぐできる事と、何年も繰り返してやっとできる事もあるから。
何より学生の臨む姿勢が結果を出すと思っている。
卒業後に本当に求められる考え方でもあるし。
期末のテストは行うが、算数のようなテストはしない。それまでの成果を表してくれたらそれこそ評価に値する。
さて、今日は「学校に通っていたら自然に声優になれると考えるのは間違いよ」という言葉に響いた様子。
前述の通り何をすれば良いのかは、授業でたくさん提示しているので、自分で選択すれば良い。
どうあるべきかを見出せるように。
どうか、次週も同じく、授業内での集中力が高まりますように。
昼は少し横になって、数日の寝不足を解消。
夜はようやく美術による学び研究会のメールマガジンを書き始めた。
やはり書き出すとどんどん進む。
具体例のくだりを保留して、全体像は仕上がった。
もう少しだ。