国宝臼杵石仏の説明です
臼杵石仏は凝灰岩の岩壁に刻まれた60余体の磨崖仏群です!
平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたと言われていますが
誰がどのような目的で造営したのか、ハッキリとした事は分かっておらず
今も多くの謎に包まれています。
昭和55年から14年間に及ぶ保存修復工事が行われ、その際に永年頭部
のみの姿で親しまれた 古園石仏中尊の大日如来像も胴と一体となりました。
平成7年6月 臼杵磨崖仏4群59体が、磨崖仏では全国初、彫刻においても
九州初の国宝に指定されました。
木彫りと見まがうばかりの彫刻技術と仏の数は、他に類を見ることがなく
国内外で文化遺産として高い評価を得ています。
古園石仏 平安末期頃の作
臼杵石仏で一番有名な石仏 ・・・ パンフレットの表紙にも出ています!
中尊の大日如来像で気品あふれる風格は見事です
九品の阿弥陀像 平安末期頃の作
雨の影響か上半身が浮き出て来ています~明日になるともっと色鮮やかになる事でしょう
比較的小さい9体の阿弥陀如来像が刻まれています!
中央の一尊だけが裳懸座に座し、色彩も鮮やかに残っていますが、他の8体は
欠損がひどく惜しまれているそうです。 平安末期頃の作
地蔵十王像 ・・・ 鎌倉期の作
中尊に地蔵菩薩をすえ 冥府にあって亡者の罪を裁き救済する
十王像を左右に5体ずつ配しています。
錫杖を持たずに右足を立てている地蔵菩薩は、古い様式で珍しく
光背の彩色草紋も残っています~
阿弥陀三尊像 平安後期頃の作
臼杵石仏の中でも最も優れた石仏の1つであり
中尊阿弥陀如来像はどっしりと量感豊かで、表情は彫技の冴えを感じさせる傑作です~
如来三尊像 平安後期頃の作と言われています~
中尊の阿弥陀如来は、静まった顔で、眉、目、髭を墨で描き、量感あふれる姿が特徴
三尊とも彫技は優れ阿弥陀三尊像と同様の傑作だそうです。
山王山石仏 平安後期頃の作
3体の石仏で、中尊には大きな如来座像をすえ、その左右には脇尊としての如来座像を
配す珍しい形式をとっていて、邪気のない童顔が心をなごませてくれます。
隠れ地蔵とも呼ばれ、故安井曽太郎画伯が絶賛した像だそうです
パンフレットに書かれていました!
ここから地蔵十王像、如来三尊像を雨や台風などから守る祠がみえますよ~
新緑の中から見えています。
修復工事で建物も立派にされた様に思われます
神社・仏閣の外観ですね ~ 国宝に指定されてる石仏群です
穴があいている所に願いごとや巻物などを入れて保管できる様になっていたそうです
ほとんどの石仏が国宝に認定されていますが 2体のみ指定されていない石仏が
この2体です わかりますか?
他の石仏は立体的に彫られていますが此処の2体のみが彫が浅いようで
国宝からはずされてしまった石仏だそうです
今日は雨が土砂降りの様に降っている為、石仏周辺の史跡は見る事が出来なかった!
ボランティアガイドさんの説明を聞きながらの案内は、とても良かったと思います。
ここで臼杵石仏見学は終了です~
そして、ここまで一緒に来た**さんとは、ここでお別れする事になりました。
機会が有れば又一緒にキャンカーで何処かに行きましょうね~
石仏見学の思い出をありがとうございます
悪天候の時に朝早くから、お付き合いしてもらいまして
ご苦労様です ~ またお会いしましょうね
福岡から持ってきたお土産・・・博多のかくし味(だしの素と醤油)をプレゼントしました!
お口に合うと好いのですが ~
次回は風連鍾乳洞です
「どうか熊本に安らぎが訪れますように・・・」
コメント有難うございます。
立体感が有り、見事な作りですよね!
臼杵石仏は私が修学旅行以来で数十年ぶりの再会です。
古園石仏が癒されると思います・・・
又遊びに来て下さい!