文房具をさがしに

お気に入りの文房具や日々みつけたものについて書いていきます。

Pentel SMASH0.5

2014年12月05日 | シャーペン



製図用シャーペンだったが、今では0.5mmしか残っていないという珍しいペン。
結構ロングセラーの商品で、作り手のこだわりを感じるシャーペンです。



まず、目をひく全体真っ黒なボディ。
よく見ると、普通のシャーペンはペン先部分と本体軸が別々のパーツになって
いるのがあたりまえですが、SMASHはペン先と軸が一体になっています。

次に目につくのがグリップ部分のポチポチ。
縦に7コ回りに6列、全部で42個の不思議な四角いでっぱりがある。
個人的にグリップにゴムなどのよけいなものがついているのが好きではありませんが、
このでっぱりは癖になるし、ずっと書いていても疲れにくいです。
このでっぱりのゴムも長く使っていてもだめになりません。



ノック部はじゃばらのゴムがついていてノックするとちじみます。

以外と気が付かないポイントとしては、クリップが普通のペンより短いこと。
シャーペンは特に芯の減りが偏らないように回しながら使うことが多く、
クリップが長いと手にあたってしまい、不快に感じることもあります。
SMASHは、私の手では回しながら書いてもクリップが当たらないので快適です。



実は、使っているSMASHは2代目。1代目は写真のように、黒い塗装が剥げて、
ノック部のじゃばらも切れてしまっています。
ずいぶん昔に買った覚えがあるので、同じものが今でも買えるのは嬉しいです。

プラチナ PRESS MAN MPS-200

2014年10月28日 | シャーペン



0.7mm 0.9mmのシャーペンが好きなので、このペンにも当然興味がありました。
ロングセラーで、用途というか使う人やシーンがはっきりしているところも
ひかれました。

ただ、見た目はお世辞にも良いとは言えない。というか昔のデザインのまま
というだけです。



標準的なシャーペンよりも軸が少し長いです。
にぎりの部分が他の軸部よりやや太くなって溝があるのみで、
滑り止めのゴムなどはついてません。



消しゴムのキャップがやや緩いので、セロハンテープを貼って抜けづらくしました。
芯を入れる所を外して見ると、芯が詰まったときに使う針金ピンがありますが、
なぜか先が曲がっているのでそのような使い方ができません。



芯は専用のものが売っていて、一般的なシャーペン芯の長さが60mmなのに対し、
100mmの長さがあります。もちろん、通常の0.9mm芯も使えます。
また、ペン先が、力を加えると1mm程へこんで、芯が折れずらくなっています。



ペンクリップの形が、先に上がった形なので、書いていてペンを回転し時に、
手に当たって少し痛い時があります。

がんがん書いていくには良いペンです。

PILOT 2020 シャープペンシル

2014年10月19日 | シャーペン



独特のロケットのようなデザインが記憶に残っているシャーペンです。
持っていたのかどうかも覚えてませんが、
このペンを、田舎の書店の文具コーナーで見つけたので迷わず購入しました。
すでに生産中止になっているようです。

ちなみに2020という型番はフレフレの意味で、振ると芯が出る仕組みです。
この機構のシャーペンは引き継いで売られています。



一番の特徴がこのグリップ部からペン先にかけての形状です。
グリップの部分だけ突然太くなっており、そのままペン先まで直線で尖がっています。
使ってみると、作りがしっかりしていてグラつき感が全くないのでとても書きやすいペンです。
グリップが太くなっているのも指が疲れづらくていいです。
個人的には0.5mmのシャーペンは作りがわるいと書いている時に芯を折ってしまうことが多い
ので、0.7mm以上を使うことが多いのですが、このシャーペンでは0.5mmで全く問題ありません。



クリップ部も太くて平なプラスチックで独特です。



ノック部は普通の構造で、古いシャーペンですが、芯つまりの時に使う針金ないタイプです。

色は、黒の他に青と赤、そして透明があったように思います。
このペンを買った店では、青も置いてあったのですが、今思えば買っておけばよかったです。

rotring TikkyⅡ

2014年10月13日 | シャーペン


このシャープペンシルはデザインが独特でオシャレ。
Tikkyシリーズには他にもTikkyⅠとTikky RDがありますが、一番このTikkyⅡが好みです。
残念ながらRDは見かけますが、このⅡはもう売ってるのを見かけません。



グリップにゴムの滑り止めがないのが好きなので、地のままのⅡが良いのです。
でもグリップ部がなみなみになっていて、最初はこんなの持ちづらいと思ったのですが、
実際に使ってみると全然問題なく使えました。



おしりの部分のデザインは特に他のシャーペンと比べると独特で、斜めに入ったラインもいい感じです。

3本持ってたのですが、1本(これだけ0.7mm)はクリップの金属が曲がってもとにもどらなくなってしまい、
もう1本は、本体にヒビが入りノックすると中身が抜けてしまうようになりました。



このTikkyは普通のシャーペンとはネジの付き方が違っているためそのようなことになります。
どういうことかというと、軸の内側にネジ溝がほってあり、芯の外側にネジがあり差し込む形になっています。(写真上)
普通のシャーペンは、先端部分が別になっていてその内側に溝が掘ってあり、それを芯のネジする形です。(写真下)

軸の先にあたるところにヒビがはいっているために、ネジがしっかりかみ合わず、上からノックすると
芯全体が下に抜けてしまうということで、最後の1本を大事に使っているところです。

中の芯がまるごと抜けるのを逆手にとって0.7mmの中身を0.5mmの軸に入れて使っています。