すでに一部書店の店頭にて並んでいます。
12月27日発売危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著
2ー衝撃
本を手に取ると、表紙には葉っぱのまわりに青い光が 放射されていた。
いままでみたことのない写真、想像を超えた写真だった。
目次をパラパラ見つつ、貸出しカウンターへ向かった 。
まだ中身を読んでいないにも関わらず、ついに見つけ た!という高揚感がやってきて、しばらく支配した。
家に帰り、貪るように読み進めた。
衝撃の連続。
昔か ら東西で行われていたクローン人間、古代中国の身体 観、オーラ、超心理学的古代調査・・・圧倒的だ。
その衝撃は未来の超予測のところで、ピークを迎えた 。
1980年1月に行われた未来予測実験。東ヨーロッパの動乱、地震・異常気象など・・・
そして、クライマックスがやってきた。
なんらかのミスによる核爆発。場所はソ連邦中央アジ ア。
完全に打ちのめされた。
チェルノブイリの事故が起きていたからだ。
われわれが、先駆者、迷信集団のいずれであるかは、 未来時間が証すだろう・・・とその章が締めくくられ ていた。
この本は伝説的な雑誌「遊」で連載されたものを元に 、1984に刊行されている。
事故前にこの文章を読んでいた人は、おそらく、事故 が起きたことよりも、この予測が不幸にも的中してし まったことに衝撃を受けたのではないか?
そして、数年後、それと同じような経験を自ら味わう ことになろうとは・・・