先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新しました~
皐月賞の追い切りはこれから観ますが、今年は「ハッとする脚」をどこの競馬場のどこで使ったのか、ここが予想のひとつのポイントになるんじゃないかという気がします
NZTのアルマワイオリは(ガツンと持っていかれたデイリー杯ほどではないにしても)前にカベをつくれず引っかかったし、マツリダゴッホ産駒ながらナスキロ的ストライドで斬れる馬ですからRoberto持ちが上位を独占した中山マイル戦も決して適舞台とは言いがたく、だから私はアーリントンは◎でしたがここは無印やったんですが、なかなか強い3着やったと思います
アーリントンにしても開幕週インベタ馬場を大外一気でクビ差惜敗ですから、この馬外マイルではダノンプラチナにしかまともに負けてないんですよね~
土曜の阪神芝は明らかにインから乾いていて、淀屋橋と阪神牝馬で掲示板に載ったのは3~4角内を回った馬ばかりで、外から伸びてきたのはビッグアーサーとスマートレイアーだけ(あと6着ですがレッドリヴェールも)なので、この2頭は着差や着順以上に評価すべきでしょう
土曜にカフェブリリアントが阪神牝馬で初重賞勝ちを決めると、日曜はその姪シェーネフラウが福島で芝1200mを逃げ切って待望の初勝利、両馬の牝祖フジャブはMahmoud≒Mumtaz Begum2×4のCold HeartedにDanzig、Woodmanが配された強力なスピード血統です
このフジャブにサンデーサイレンスが配されたスペランツァは2歳10月までに[2.2.0.1]の早熟なスプリンターで、すずらん賞で2番手から流れ込んでオイスターチケット(シェルズレイやブラックシェルの母)の2着、そのスペランツァにホワイトマズルが配されて生まれたのが、マイラーズC連覇など3つの重賞を逃げ切ったシルポート
カフェブリリアントは父ブライアンズタイム、シェーネフラウは父ゼンノロブロイ、「父スタミナ×母スピードの配合は先行or捲り脚質になりやすい」を地でいくのがフジャブ牝系なのです
カフェブリリアントはもともと1200mで先行してたぐらいの馬で、東京や中京のマイルで追い込む競馬で出世してきましたが、内1400mを4角先頭でうなってるぐらいのほうが勝ち味がある配合ではあったのです