社台が導入したドレフォン(BCスプリントなど9戦6勝の北米チャンピオンスプリンター)は、父Gio PontiがRaise a Native4×3で母EltimaasがVice Regent=ヴァイスリーガル4×4で自身は強いクロスなし
母父Ghostzapperはエクリプス賞年度代表馬でDeputy MinisterにWar Relic≒Eight Thirtyの血を重ねており、そこにStorm Cat系ですから、これは「ヘニーキセキやヘニーフレンチをうちでもつくるぞ!」という思惑を感じます(・∀・)
ヘニーヒューズが成功し、ダノンレジェンドは初年度から人気を集め、War Front直仔のアメリカンペイトリオットとザファクターが立てつづけに輸入され、そしてドレフォンの導入、これらは同一線上にある動きといえ、「フジキセキ×Deputy Ministerの次」をにらんだ動きともいえる
こないだの研修では「TapitやWar Frontがリーディング上位に君臨する北米において、Relaunchという血は非常に重要なキーマンである」というような話をしていたんですが、細田さんあたりは内心ニヤニヤしながら聞いていたんやろうなあ…(^ ^;)
チャンピオンズCに出る馬の血統表を改めて見ても、名馬Man o'Warのパワーを最も伝えたのはWar RelicとEight Thirtyであり(Fair PlayとFairy Goldをクロスするニアリーな血)、これにGood Example~Deputy Ministerが絡んで、今でもダートのオープン馬の多くはMan o'Warに支配されているのだ、ということをしみじみ実感できる
アグネスデジタルにStorm CatにDeputy Minister、プリサイスエンドにラシアンルーブル、シニスターミニスターにSquander4×4、ゴールドアリュールにリアルシャダイにHer Honor=Countess Fleet6×6、ゴールドアリュールにフレンチデピュティにCox's Ridge、プリサイスエンドにフジキセキ、カネヒキリにRelaunchにStorm Cat、そして泣く子も黙るフレンチデピュティ×フジキセキ
みんなWar Relic≒Eight Thirty≒Good Exampleに、偉大なビッグレッドに支配されているといえる