栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

6/15,16の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2019-06-18 09:31:32 | 共有クラブ
月曜~木曜までパカラ岩倉とともに「パカラ参加牧場を巡る旅」、昨晩は厚賀の「海聖」で生産者さん5人と夜遅くまで歓談しましたが、血統の話よりも“真歌のシュポン”で盛り上がったかな(^ ^;)
https://pacalla.com/

日中は新冠橋本牧場~前谷牧場~ノルマンディーファームと見学させていただきました、お忙しい中ありがとうございましたm(_ _)m



新冠橋本の屋台骨を背負いつづけたタイムフェアレディ(フラワーC、ウインガナドルなどの母)



当ブログの配合大喜利で実現したマジェスティックウォリアー×エリモトゥデイの当歳、ディオスコリダーの下ですが、よく見せるマジェスティック産駒とはいえなかなかの出来でした(・∀・)動きにもバネを感じます



ノルマンディーでは坂路コースなど調教施設を見せていただきましたが、写真は休養中のアナザートゥルース



ランチは静内の「グルメあさひ」ハンバーグ美味い

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『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『望田潤のPOG好配合馬リスト(2019)』でも推奨したトライフォーリアル(牡2歳)が日曜東京6Rの新馬戦(芝1400m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父リアルインパクト
母エンプレスティアラ(クロフネ)
牡 募集価格:3000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105257/
レッドレグナント(アネモネS-2着/父ロードカナロア)、ボルドネス(1000万下/父ハーツクライ)の半弟。母エンプレスティアラは未勝利馬ですが、ココシュニック(ステファノス、フィニフティの母)やゴールデンハインド(OP)の全姉にあたり、2代母ゴールドティアラはマイルチャンピオンシップ南部杯(G1)などダート重賞を5勝した名牝。ちなみに、今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)を勝ったPoet's Wordは、ゴールドティアラの半弟Poet's Voiceが父です。父の母トキオリアリティーは名繁殖牝馬で、その配合的核心は Eight Thirty≒War Relic4×5・5。本馬はHold Your Peaceクロスと Exclusive(ゴールドティアラの4代母)によってそのエッセンスを継続しています。ステファノスとほぼ4分の3同血(母が全姉妹で父が親子)なのも好感触です。豊富な筋肉量とガッシリとした四肢が印象的で、現時点で459kg。ダートまたはマイル以下の芝で活躍しそうです。(栗山)
(7/31追記)
母エンプレスティアラはココシュニックの全妹で、つまり本馬はディープインパクト×ココシュニックのステファノスと3/4同血の間柄になります。エンプレスティアラはNorthern Dancer≒Icecapade4・5×5で、自身はHold Your Peace4×5。リアルインパクト産駒としては無難でオススメしやすい配合形で、最終レースのダ1400戦の上位常連というイメージ。リアルインパクト産駒はそういうテリトリーでシッカリ稼ぐ馬が多そうです。(望田)

トライフォーリアル(牡・父リアルインパクト・母エンプレスティアラ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105257/
産駒を何頭か見たかぎりでは、種牡馬リアルインパクトは母トキオリアリティーのパワーをよく伝えており、産駒は概ねマッチョで500キロを超えるものも少なくなく、芝ダ短距離で早期から動けそうなイメージだ。母エンプレスティアラはNorthern Dancer≒Icecapade4・5×5で、リアルインパクト産駒としては無難でオススメしやすい配合形。計算の立つダートのマイラー。(望田)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で望田潤が推奨したヴィンカマヨール(牡2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ゴールドアリュール
母カラヴィンカ(Bernardini)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105271/
牡 募集価格:2000万円
母カラヴィンカはTapitの3/4妹という良血で、Fappiano4×3などを持つ好配合。本馬に関しては右前の歩様を気にする人は多いでしょうが、横から見た体のラインや動きはその母系の名血のイメージ、Tapitのイメージそのもので魅かれます。ダートならば脚がもつのかどうか、そのあたりのジャッジは、無責任な言い方になりますが正直私には難しいです。まともならばヒヤシンスSは勝てそうだし、フェブラリーSを狙えるポテンシャルは十分ある血統です。(望田)
日曜阪神11R米子S オールフォーラヴ(ディープ・望田)

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トライフォーリアルはシルクのツアーで見たときから血統どおりの雄大頑強な馬体で、「リアルインパクト×クロフネって確実にマッチョになるしダートでつぶしきくし手堅い配合ですよね」「ホームランこそないけど、シルク強力打線の手堅い2番バッター」というような話を三輪さんとしてました
今日の勝ち方も直線ビュンと弾けるのではなく、ちょっとズブくてパワーでジワジワ差し切った脚はそんなイメージですかね、距離はもうちょっとあったほうがいいでしょう





▲ヴィンカマヨールは追い切りが平凡だったので人気はなかったですがパドックの歩きは募集時のイメージそのままで、POG推奨◎サトノアレックスは1400はちょっと忙しそうな体型も馬っぷりよし、あとクレバーさんが追い切りがよかったという○エストラードは配合も仕上がりもよくダ1400ピッタリに見えたのでこれが穴やと書いておきましたが、▲○◎ド高めで絵に描いたように当たってしまっていいんか…と呆気にとられて見てたらサトノがゴール前で差されてしまいました(^ ^;)
これもシルクのツアーで三輪さんと一緒に見てて「カラヴィンカってTapitの3/4同血の妹で凄い血統なんですよ」「そうか~だからTapitっぽいのか~」という話をしてて、雨の東京ダートをストライドで差し切るさまはまさにTapitのイメージ
コメント (8)
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