栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

9/11,12の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2021-09-13 14:14:30 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2020)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『望田潤のPOG好配合馬リスト2021』で望田潤が推奨したグランディア(牡2歳)が土曜中京3Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父ハービンジャー
母ディアデラノビア(サンデーサイレンス)
牡 募集価格:5600万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105302/
ディアデラノビアはNorthern Dancerの血を全く引かず北南米のアウトサイダー血脈が強いアウトブリードなので、Northern Dancerの強いクロスをもつキングカメハメハやハービンジャーとの配合はよくピックしてほめてきました。本馬はドレッドノータス、サンマルティン、バルデスの全弟で、馬の出来も兄たちを凌ぐものがあると思われるので、重賞をいくつも勝てる中距離馬とみてピックします。(望田)
【9月8日追記】
6年前の当企画で推奨したドレッドノータス(京都大賞典)の全弟。母ディアデラノビアはフローラS(G2)など3つの重賞を制覇した名牝で、2代母ポトリザリスはアルゼンチンダービー(G1)、アルゼンチンオークス(G1)を制した女傑です。母はドレッドノータス以外にもディアデラマドレ(府中牝馬Sなど重賞3勝)、ディアデルレイ(マーチS-2着)、サンマルティン(小倉記念-2着)を産んでおり、繁殖牝馬としての実績も素晴らしいものがあります。「ハービンジャー×サンデーサイレンス」はペルシアンナイト、ベルーフ、フィリアプーラなどコンスタントに活躍馬を出しており、オーソドックスで安定感のある組み合わせ。それに活力あふれる異系のアルゼンチン血統を取り込んだ配合は素晴らしく、兄弟同様この馬も上級クラスまで出世する可能性が高いと思われます。(栗山)

グランディア(牡・父ハービンジャー・母ディアデラノビア)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2019105302/
ディアデラノビアはNorthern Dancerの血を全く引かないアウトブリードなので、Northern Dancerの強いクロスをもつキングカメハメハ系やハービンジャーとの配合は一口でもPOGでもピックしてほめてきた。本馬はドレッドノータス、サンマルティン、バルデスの全弟で、馬の出来も兄たちを凌ぐものがあるので、POG期間はイマイチのディアデラ仔ですがピックしておきます。(望田)

■土曜中山8R1勝クラス ホウオウセレシオン(POG・望田)
■土曜中山10R汐留特別 スティクス(一口・望田)
■日曜中山7R1勝クラス アドマイヤチャチャ(ディープ・望田)
■日曜中山11R京成杯AH2着 コントラチェック(ディープ・栗山)



先週は土日で[4-2-0-2]と絶好調のドレフォン産駒、上はその距離別成績です

「ディープの肌なら平気で芝マイラーを出すだろう」と予測していた私でも、1800最強というバイアスになるとは思いませんでした(ちなみに1800mの5勝は全て牡)

あと勝ち上がった10頭の母父を列挙すると、ディープインパクト2、クロフネ2、キングカメハメハ、サンデーサイレンス、ネオユニヴァース、ハーツクライ、マンハッタンカフェ、Spanish Steps(Unbridled's Songの全弟で芝12Fの北米重賞勝ち)、みごとに中距離の肌ばかり



これはキタサンブラックがマイルの肌や繁殖との配合で専ら成功しているのと対照的で、いつも書くようにサラブレッドの配合とは2000を基軸とした揺り戻しですから、ドレフォンみたいな種馬にはキタサンブラックみたいな繁殖が合うし、キタサンブラックみたいな種馬にはドレフォンみたいな繁殖が合うというのが大きな枠での考え方で、オルコスの血統表を見ればそれが実感できるかと

現時点でJRA2歳戦の勝ち鞍はドレフォンが11でトップ、これにつづくのがロードカナロアとハービンジャーの9、シルバーステートとダイワメジャーとドゥラメンテの8で、前にも書きましたがハービンジャーは隠れ黄金世代だけに良血馬が光る内容で勝ち上がってますね

コメント (13)
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