お茶碗とお箸

なにしてあそぼ

シネマの席はどこがいい?

2009-03-23 08:31:07 | Weblog
男優 トムと言えば トム・ハンクス・・
もう一人 トム・クルーズ

レイトというのに 
だからなんか 
あのスペシャルなお席から後ろはほぼ満席

「ワルキューレ」 
総統ヒットラーの冷徹の靴音が
コツコツと聞こえてきそうだった

ラストシーンに息をつまらせ
まだ暗いテロップの銀幕を振り返ることも無く
深夜の通路に出た


はるなので

2009-03-20 18:05:21 | Weblog
久しぶりに スーツ着た
基本ジーンズ生活なので
ネクタイもうれし


じっと椅子に固定しているのはちょとつらかった

花咲く卒業式
巣立つ児童の皆さんに幸多かれ
百年に一度の危機なんてきにせんでいい
降り止まない雨はない
出口のないトンネルはない
終わりのないドラマはない
ありふれた奇跡 終わりました

その人の瞳からは希望のビームが・・・

2009-03-16 08:47:02 | Weblog
久しぶりの友達が来てくれた

発展途上国と呼ばれる熱帯の国から
最近帰国しました と
メールが入ったのは
一月ほど前

海外援助隊員として現地に飛んだのは3年前
その間2度ほんのわずかな時間を日本ですごし
また中米の島国へ 今日から2年間の活動に旅立つ
という

対面できる希少な時間の内
あれこれ子どものように
聞きたがる僕に 
しっかりした視線で多くの事柄
を上手に話してくれる
 
さすが現地の先生に指導する技術はすごいと関心
この人のお父さん 僕と確か同い年
日本とはあまり馴染みのないお国へ
娘さんを送り出すのはやはり心に持つものが
あるのではないのでしょうか

旅立ってしまうと連絡がうまく取れなくなることがしばしば
彼女がいうには
最近 日々の詳細はミクシーに載せることにしている
そのことをメールで何度も送ってくれた が
なさけないことに 

わがメールボックスに蔓延る
膨大なスパムメールに紛れ込んでしまっていたらしい
ネットのお陰 遠くも近い

今朝がた 侍ニッポンがワールドクラシっクで
その国に勝利したらしい
旅の無事を祈ります

メディアの力

2009-03-10 08:17:18 | Weblog
画面から伝わるものには即効性がある
観てると 「あっ そうか!」 「なるほどいいねえ」
と声にまでだしてしまう
時には「なんでやねん」などと言っては 
無反応に進むコメントに無情を感じ

確かに 朝寝坊をしてもテレビは起こしてはくれない
画面からあんなに親しく話してくれるミノさんでも

視覚に訴えるのが効果的らしい
一発で脳に入る

電話機に画像が付き 
人の想像力は恐ろしく退化するのかもしれない


早春の里山

2009-03-02 19:59:10 | Weblog
海を見下ろす 潮風の岡は
なごり雪のような淡い香をのこして
スイセンが冬の終わりを告げていました

その上に枝を広げる桜の木には
赤紫に充実した新芽がおおきく膨らんでいました

やっと春 長い雨の多い今年の冬だった
日がながくなる 草木が伸び 海の色も緩む

お~~い 春 待ってたぞ~


今年は早い

2009-02-23 19:33:28 | Weblog
たぶん早い春になりそうだ
巨年来...・・・・去年来冬晴れの少ない 雨の多い冬だった
お陰で気温は乱高下 上りがあるので株価よりましか

地球は回る いつもと同じ 
しかし温暖化は確実に進んでるのを実感

セイブ ジ アース?
Save the earth
おいおいお~~い 
そうかな? そういっちゃう?
けど 地球は死にません
いい環境という産物の絶えたとき

生物の存在しないこの星は
金星や火星のようにまわりつづけるよ

生命を救え そしてできることなら人間を助けてもらおう


これからはこう言おう

セーブ アス プリーズ
Save us please!

とはいいつつ 
きょうもケイタイ PC 離せない
車、ヒーターあたりまえ

チェン~ジ!

踊って元気!

2009-02-11 18:01:31 | Weblog
すずめ百まで踊り忘れない
ふむふむ いらっしゃいますそのようなご婦人が
私は89ですよ
スリーサイズではありません
御歳です

民謡にあわせて振りをつけ踊ります
民謡舞踊 みんぶ
そのおっしょさん現役 昨日もあさっても公演の予定
最近ひざが痛くてねえ~ 男踊りがきついそうですが

衣装 鬘 お化粧道具一式 
実にたくさんの道具が必要なんですねえ
数え切れない踏んだ舞台の話には飽きません
会うたびに面白く拝聴

おっしょさんの熱い心が
またこちらの気持ちをあったかくしてくれます

どうぞどうぞご遠慮なく100などといわず200までも
お元気に




ぶらり和歌浦 のたりかな

2009-02-10 10:24:23 | Weblog
窓越しにきらめくような朝の光
こんないい日曜日に ごろ寝なども悪くないのだけど
時間がやはりもったいない
ごろ寝 喰う寝るテレビ映画観る 喰う寝るディスクを戻してまた・・
このプロセスを数回リフレインすれば
休日はいとも簡単に月曜までスルー

和歌浦の万葉館あたりから雑賀崎まで歩いてみよう
この公園その名の通り 万葉集の歌碑が点在する日本式庭園
松の緑に梅の花が紅白のアクセントをつけて愛らしい
ときおり鶯が蜜の花弁をつつきにきます

片男波の白い浜辺に潮風が砂の絵を満遍なく上書きしていきます
長いビーチに 犬を連れる人 ベンチで話す2人づれ
夏の若い賑わいなどべつの場所のよう

和歌浦港にはヨットが高いポールを競うようにゆらして
コンクリートの頑丈な波止につながれています
カラの荷台を休めるようにトラックが並んでいます
海鳥の声をつつむ潮の香が真昼の港に漂ってきます

人気のない波止場

そこからは海辺の岩場を散策道が案内してくれます
釣り人もちらほら きょうはあんまりつれていないようです
海は思っているよりずーっときれいで透明度も抜群
歩道下をのけば 小さな魚も見えます
沖のユリカモメが風に上手に乗るのをうらやましく思いました

田ノ浦の小さめのビーチにでました
ファミリーむけの人口砂浜は数人
早めのランチを楽しんでいる様子
子どもの声ってこういう所ではぜんぜんやかましくないですね

田ノ浦の大橋を越えて雑賀崎の港 
魚屋市場も今はまだ休んでいます
駐車場のおじさんも手持ち無沙汰
にぎやかな夏場なら高校野球のラジオが聞こえたりするのにね

紺碧の海に突き出た岬に 窮屈に張り付いたひな壇の家家
雑賀崎の漁村にはいくつも交差した細い坂道が
それこそ迷路になって
迷いそうなワンダーランドです

大きなものはどうやって運び込むんだろ?
案外犬がいないんです
吠えられたことがないなあ

隅のまあるい建具のガラス窓の向こう
畳の敷いた床屋さん 発見

酒屋さんの大きな懐かしい看板
廃屋もあります
ノスタルジアの路地は表情を変化させながら続く
いくつかの坂道を乗り換えて
やっと広い南斜面の車道に出ました

ほんの50mほど高いだけで
遠く 有田 淡路島 四国がかすんでいます
ここで1枚パチリ ちょっとサイズがおおきいなあ

海のにおいと波の音 そしてきらきらゆらめく早春の紀伊水道
和歌浦のぶらりウォーキングいかがです?


よさこい踊りしました

2009-02-04 08:31:36 | Weblog
節分の昨夜 
寒気ただよう小雨の中
地元の皆さんと
体育館でヨサコイ踊りの練習をしました

数十人の皆さんの年齢層は厚く
僕よりも先輩と思われる方が半分以上
お豆さん 何個召し上がりました?
なんて とてもとても 自爆行為

ところがギッチョン!(僕の友人がよく使うセリフ)
テンポも速いヨサコイ踊りというのに
みなさん身体お若く柔軟です
飲み込み早いです おおすばっらしい!

しっかり踊って80分はあっという間に終了
寒さも忘れて いい汗かかせてもらいました

画像はJR和歌山線高架工事中の紀和駅
携帯をもって 陸橋のうえからパチリ
今はこの陸橋も取り壊されました

その感触は独特で

2009-01-31 09:18:45 | Weblog
花崗岩の荒い石組みのわずかな凹凸に手足をへばりつけ
垂直の壁をようやく古い橋の下へと降りていくと

海岸近くの川岸は何時間も前から汐が引いている
護岸コンクリートの上を分厚くかぶさるヘドロが少し乾いて 
それは緑とも茶色ともはっきりしない不思議な文様となって
僕の足元にせまっていた

橋脚にアオコとカキ殻がびっしりと寄生して
海面すれすれに見え隠れしている
いやに生臭い磯のにおいに化学工場の排煙がまざり
さらに異臭となって鼻をつく

それでもしょうがなく 僕はそのぬかるみの硬そうなヘドロに足をおろした
しなければいけなかった 
ウォーキングの最中 モヨウしてしまったから
人目につかない場所といったら ここのほかあたりには無い
冷や汗の一歩目は成功 靴はそれほど沈まなかった
確認して2歩目 これで元には戻れない
両方の足は軟弱なヘドロの中にかろうじて埋没していない

が3歩目 それは運命を感じた一歩だった
そっと踏み込んだ足元をみると履いていたはずの靴が無い 消えた
ソックスの足がヘドロに足首まで のめりこんでいるではないか
靴はといえば元の場所に動かず残っている

この事実を受け入れるまでの微妙な時間
そして事後の自分がとるべき希少な選択肢

僕はソックスの足を粘着する泥から引き抜くと元の靴に戻しました

尿意は限界 時は急を告げる 後悔と感傷に浸ることも無く
試練の3歩目を貫徹した後

今度は反対の足を前に出した。ジャ~~~ン!


撤退する勇気がほんの少しでもあれば
ソックスの片方だけで済んだものを
靴はまたまた僕の半歩後ろにしっかりをのこっていました

同じ事を繰り返す自分のあほさが
折からの冷たい川風にさらされて足元にしみこんできます


とにかく用をたしました
両方の足とソックスと靴の薄いすきまには
きめの細かな汚泥が鋳型のように滲みこんでいるのでしょう
もういい このままでいい 
泥を被ることはなかったが 履いてしまった

そこで一句 吟じます

ぬかるみに 足も とられず 渡り鳥
妙にぬくいぞ 泥のソックス