いや いいですねえ
どこかの屋敷ほどの巨大な岩が幾重にガチンコしてね
頭上からかぶさるゴツゴツした灰黒色の岩肌は
だれが磨いたのか縄文石器のようになめらかだよ~
聞こえるのは軽い水流と壷に落ちる豪快な滝の音のコラボだけだ
一日のほんの数時間しか日光があたらない 深い谷筋は
ほのかに甘い食感の含んだ気体が充満していて
幾度でも深呼吸できる
(これでもタダ?)などと煩悩が消えない自分だよ情けない
ここが2時間程度でこれるなら
自動車道が複線なら しょっちゅう来たいところ
人 みな 花に酔う時も
残雪恋し 山に入り
涙を流す 山男
雪消(ゆきげ)の水に 春を知る
(ぼうがつる賛歌1番より)
まことに まこっとに 奥の深い うたよ のう
どこかの屋敷ほどの巨大な岩が幾重にガチンコしてね
頭上からかぶさるゴツゴツした灰黒色の岩肌は
だれが磨いたのか縄文石器のようになめらかだよ~
聞こえるのは軽い水流と壷に落ちる豪快な滝の音のコラボだけだ
一日のほんの数時間しか日光があたらない 深い谷筋は
ほのかに甘い食感の含んだ気体が充満していて
幾度でも深呼吸できる
(これでもタダ?)などと煩悩が消えない自分だよ情けない
ここが2時間程度でこれるなら
自動車道が複線なら しょっちゅう来たいところ
人 みな 花に酔う時も
残雪恋し 山に入り
涙を流す 山男
雪消(ゆきげ)の水に 春を知る
(ぼうがつる賛歌1番より)
まことに まこっとに 奥の深い うたよ のう