真っ青な朝の光で起床は極めてスームーズ
3ヶ月ぶりに仲間とウォーキング
加太の岬にある国民休暇村下の広い公園には
まだ人影すくなくひっそり
山から流れ出る樹木の気流が漂ってる感じ
ここから森林公園ハイキングコースに立ち入る
案内板を見ると コースがいく通りもあり
小高い山越えのルートも記されてる
公園から林道のアスファルトを踏み
およそ30分で山道となる
背高い木立が覆う北側斜面は日光が半減され
冷気がここちよい
標高は300か400程度なのに
このゴロゴロ石の急斜面が呼吸を早め荒くするが
さすが低山 1時間足らずでこんもりとした見晴し台が見える
山小屋風の屋根を要するその展望台は
かなり朽ちていて セメントの剥げ落ちた鉄柱も錆びている
実は立ち入り禁止だった
が高見の見物はしてみたい
よこらしょ 駆け上ったその先
透きとおる絶景が視界に反射してくる
生死を超越した視覚いっぱいの巨大なパノラマ
草原を走る風の足あとが絶え間なく流れる
無量の青を湛える海洋に岬が突きでてる
書きなぐったような雲の底に陰影が変わり行く
こういう環境下では 予期せず600万年前のDNAが覚醒
何かに向かって遠吠えしたくなる
それは消え入るような自身をこの自然の
アートの片隅にでも書き込んでおきたいような気分
そこからはまた下ること30分
せせらぎの中央広場へと出た
公園のシンボルだった恐竜
ディプロドクスやトリケラトプスのレプリカは撤去され
開園されて以来20年の歳月に
施設はかなり老朽化が進み もったいないな~と思った
ここに数組の子供連れが訪れていた
ほぼ貸切 駐車も入場もすべて只
小休止を含めた3時間あまりのウォーキングは
その名のとおり チトンフィッドを満喫させてくれた
森林公園はまだまだ手の入れようですばらしい施設
に生まれ変われる なんとかならんものか