お茶碗とお箸

なにしてあそぼ

ぶらり和歌浦 のたりかな

2009-02-10 10:24:23 | Weblog
窓越しにきらめくような朝の光
こんないい日曜日に ごろ寝なども悪くないのだけど
時間がやはりもったいない
ごろ寝 喰う寝るテレビ映画観る 喰う寝るディスクを戻してまた・・
このプロセスを数回リフレインすれば
休日はいとも簡単に月曜までスルー

和歌浦の万葉館あたりから雑賀崎まで歩いてみよう
この公園その名の通り 万葉集の歌碑が点在する日本式庭園
松の緑に梅の花が紅白のアクセントをつけて愛らしい
ときおり鶯が蜜の花弁をつつきにきます

片男波の白い浜辺に潮風が砂の絵を満遍なく上書きしていきます
長いビーチに 犬を連れる人 ベンチで話す2人づれ
夏の若い賑わいなどべつの場所のよう

和歌浦港にはヨットが高いポールを競うようにゆらして
コンクリートの頑丈な波止につながれています
カラの荷台を休めるようにトラックが並んでいます
海鳥の声をつつむ潮の香が真昼の港に漂ってきます

人気のない波止場

そこからは海辺の岩場を散策道が案内してくれます
釣り人もちらほら きょうはあんまりつれていないようです
海は思っているよりずーっときれいで透明度も抜群
歩道下をのけば 小さな魚も見えます
沖のユリカモメが風に上手に乗るのをうらやましく思いました

田ノ浦の小さめのビーチにでました
ファミリーむけの人口砂浜は数人
早めのランチを楽しんでいる様子
子どもの声ってこういう所ではぜんぜんやかましくないですね

田ノ浦の大橋を越えて雑賀崎の港 
魚屋市場も今はまだ休んでいます
駐車場のおじさんも手持ち無沙汰
にぎやかな夏場なら高校野球のラジオが聞こえたりするのにね

紺碧の海に突き出た岬に 窮屈に張り付いたひな壇の家家
雑賀崎の漁村にはいくつも交差した細い坂道が
それこそ迷路になって
迷いそうなワンダーランドです

大きなものはどうやって運び込むんだろ?
案外犬がいないんです
吠えられたことがないなあ

隅のまあるい建具のガラス窓の向こう
畳の敷いた床屋さん 発見

酒屋さんの大きな懐かしい看板
廃屋もあります
ノスタルジアの路地は表情を変化させながら続く
いくつかの坂道を乗り換えて
やっと広い南斜面の車道に出ました

ほんの50mほど高いだけで
遠く 有田 淡路島 四国がかすんでいます
ここで1枚パチリ ちょっとサイズがおおきいなあ

海のにおいと波の音 そしてきらきらゆらめく早春の紀伊水道
和歌浦のぶらりウォーキングいかがです?


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