建物の抜本的な暑さ対策の必要性その１１

汗をかけない人の増加

最近、汗をかけない、あるいは汗をかきにくいお子さん、若者が増えてきています。

なぜ、汗をかけなくなるのでしょうか。

それば、ズバリ冷房です。

汗をかくことの出来る能動汗腺の数は、３歳くらいまでに決まってしまうそうです。

そして、それは一生涯のものとなってしまうのだそうです。

３歳までの乳幼児期に冷房の効いた空間で過すことが多いと、能動汗腺の発達が不十分となり、汗をかけない、あるいはかきにくい体質となってしまいます。

その結果、熱中症に対するリスクが増大します。

温暖化で暑さが厳しさを増していく中で、熱中症になりやすい体質になることは、避けたいものですね。

そのためには、乳幼児期の子育てにおいて、冷房の使い過ぎに注意が必要です。

一方で、気温が高くなればなるほど、熱中症の心配も高まります。

だから、建物内の温度上昇を抑制する、軽減するということが大切なのです。

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