赤い花

思いついたら短く詠う

父の姿

2020-07-23 08:51:02 | 日記
病院から退院をしてホームに戻った父
一昨日退院して、昨日、会ったら
驚くほどに容態が悪くなっていた
それはもちろんホームからそのことは聞いていたけれど
本当の様だ

母を連れてお部屋へって
部屋の様子もかなり変わっていて
すっかり病室の様
母も父の姿に驚き
最後の別れかな?と思い私は部屋の外へ

看護師さんの話では
肺への酸素量もかなり少ないので
どなたか会わせたい人がいたら
予約しないでどうぞと言われた

父は私が小さい頃からいろいろな所へ連れて行ってくれて
欲しい物は買ってくれ、叱られた覚えもない
私は父が好きで
高校の時はPTAにこった父は先生方と私より親しかったし
いつもいつも笑顔で明るくて人気者でしかもハンサムだ

そんな父ともお別れが近くなり
走馬灯のように父との思い出がよみがえる
今の姿は父ではなく
私の父は明るくたくましい父だ

お父さん
長く長くありがとう

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