ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

スベトラゴルスクのおもちゃ博物館 その2

2007-11-10 | チロ基金
 博物館はこのようにいろいろな国のおもちゃでいっぱいでした。
 ベラルーシの亜麻人形。ロシアのマトリョーシカ。ウクライナのコサック人形。イギリスのテディベアや、エジプトのラクダの人形などなど・・・。現在のところ15カ国からのおもちゃが展示されています。
 世界のおもちゃを集めているということで、日本のおもちゃについてはチロ基金が協力を申し出ました。
 こけしや日本人形のほか、竹とんぼ、知恵の輪、かるた、将棋、逆さ独楽、折り紙のくすだまなどを寄贈しました。
 博物館のみなさんは大喜びしていました。今度スベトラゴルスクへ行くときには、日本のおもちゃも展示の仲間入りをしているはずです。

 この博物館では。身近なおもちゃを通してスベトラゴルスクの子どもたちが外国の文化に触れて、広い視野を持つ大人になってほしいと願っているそうです。
 日本に興味を持つ子どもが増えるといいですね。いえ、きっとスベトラゴルスクでは日本が好きな人がこれからどんどん増えると思います。
 これも全ては図書館が努力しているからです。敬意を表したいです。
 そして竹とんぼや将棋、独楽などをチロ基金に寄贈してくださった日本人の皆様に、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これらのおもちゃは末永くスベトラゴルスクの人たちに楽しんでもらえることと思います。

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 追加情報

 2009年6月にスベトラゴルスクの図書館が立ち上げたサイト内で、すでに仲間入りした日本のおもちゃについて見ることができます。このページの一番最後に日本のおもちゃが紹介されています。(記事はロシア語です。)

http://www.svetlib.gomel.by/musei_igrushki_mira.htm


スベトラゴルスクのおもちゃ博物館 その1

2007-11-10 | チロ基金
 普通ではないベラルーシの街、スベトラゴルスク。この街には4つの児童図書館と4つの一般図書館があります。
 そのうち第3児童図書館内に「世界のおもちゃ博物館」が1年前に開設されたので、見学に行ってきました。
 図書館内の一室が博物館になっています。
 画像はそのドアです。さあ、中に入ってみましょう。