ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

自分の夫と子どもでも試しています

2011-07-24 | 放射能関連情報
 「自分で試してみます」の記事ですが、夫と子どもの検査結果も公開します。特に夫のほうはビタペクトTを飲んでいませんので、比較対象群として(一人しかいないけど)ご覧ください。
 ただ生年などプライバシーに関わる部分がありますので、結果の用紙の上下をトリミングしてあります。ご了承ください。

 上の結果が夫の検査結果です。Cs137の欄をご覧くださいね。(画像をクリックすると拡大します。)
 6月9日の結果は体重1キロあたり11.64ベクレルでした。夫はビタペクトTを全く飲んでいません。
 7月21日の再測定の結果は16.28ベクレルで、増えてしまいました。
 
 子どもの結果は先日の投稿「自分で試してみます・中間報告」でもあるように体重1キロあたり21.05ベクレルから16.82ベクレルに下がっていました。
 子どもは私といっしょに6月20日から毎日欠かさずビタペクトTを飲んでいます。
 
 以上の結果から
「ほーら、ビタペクトTを飲んだ人はセシウムが減ったのに、飲まなかった人は増えたぞ。」
と大きい声で言うつもりはありません。
 なぜなら夫は食事内容がちがう(昼食は職場で食べている)ので、私と6月1日から夏休み中で、学校給食を食べていない(つまり家で食事をしている)子どもとは食べているものが違うからです。
 私は家でちゃんと放射能抜き調理方法をした食材だけ料理に使っていますが、夫はお弁当を家から持参しているのではなく、職場で出る昼ごはんを食べています。
 ペクチンの効果に疑いを持っている人は
「食べているものがこの3人は違うから、取り込んだ放射能も異なる。一概にペクチンが効いたとは言えない。」
ときっと主張されるでしょう。
 
 私もあくまで私たち家族の結果はこうでしたよ、としか言えません。私は科学者ではないし、調べた人数もたったの3人だけです。
 8月下旬にもまた検査にいきますが、結果の数字についての解釈は、これを見た方のご判断に委ねます。