ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

世界伐木チャンピオンシップ 7

2012-08-24 | ベラルーシ生活
 これは枝払い競技用の「木」です。
 枝払いと言っても、本物の木の枝を切るわけではないのですね。
 確かにこのように決まった形、大きさ、枝の数のものを切る対象にしないと、競技になりませんよね。
 しかし、造形的に見て、これおもしろいなあ、と思いました。

 世の中には自分の知らない世界がたくさんあるんだな、と感じました。

世界伐木チャンピオンシップ 6

2012-08-24 | ベラルーシ生活
 こちらは他の選手の結果を見守る、選手のお一人。
 装備がかっこいいですよねえ。チェーンソーを持っている姿は、戦士のように見えてきます。
 それにしても(私が知る限りでは)参加選手は全員男性、審査員も(たぶん)全員男性、観客のほとんども男性、という男の世界でした。(^^;)

世界伐木チャンピオンシップ 5

2012-08-24 | ベラルーシ生活
 丸太を切り終わると選手はこのように建ったまま審査が終わるのを待ちます。
 これは丸太の切り口の角度を測っているところです。丸太の下の赤い線がペンキの塗ってあるところです。

 残念ながら日本チームは28カ国中、26位と結果は振るいませんでしたが、おそらく日本製のチェンソーは、高品質だろうし、日本人は細かい作業が得意だと思われますので、今後の活躍に期待しましょう! 

 ちなみに1位はフィンランド、2位はロシア、3位はベラルーシでした。
 
 2年後はどこの国で開催されるのか分かりませんが、めったに見られないものが間近で見られて、本当によかったです。

世界伐木チャンピオンシップ 4

2012-08-24 | ベラルーシ生活
 このように下のほうを切るときはしゃがみこんで切っていました。
 その後、切り口の角度や切り取ったほうの部分の厚さを、上下左右の4箇所で測っていました。
 当然、きれいに垂直に刃が入っていかないといけませんし、切り取ったほうの部分も厚さが同じでないといけません。
 
 切っている時間より、審判員がものさしなどで測る時間のほうが長い競技です。
 さらに切った後のおがくずを小さいほうきで集めて調べているので、何をしているのかと思ったら、丸太の下の床部分に赤いペンキが塗ってあり、そのペンキがおがくずの中に見つかると、「床も切った」ことになるので、減点対象になるのだそうです。
 おがくずの中にペンキがたくさん含まれているのかどうか、審判員が厳しく調べていました。

 とにかく競技そのものより審判に時間がかかるので、大変な試合だと思いました。

世界伐木チャンピオンシップ 3

2012-08-24 | ベラルーシ生活
 周りに張り巡らされている柵がじゃまで分かりにくいですが、このように丸太を輪切りにします。
 2本連続で切って、タイムも計っていました。

世界伐木チャンピオンシップ 2

2012-08-24 | ベラルーシ生活
 会場の様子はこんな感じでした。
 一生懸命、日本人選手を探すものの・・・見つかりませんでした。
 たくさんの競技があるため、いくつかのグループに参加選手は分かれており、私が見に行った日は、ちょうど日本選手はラウビチから離れた村で、伐倒競技をしていたため、会うことができませんでした。(残念。)

 会場のラウビチでは丸太輪切り競技を複数の選手が行っていました。

世界伐木チャンピオンシップ 1

2012-08-24 | ベラルーシ生活
 世の中にはこんな世界があるんですね・・・
 世界伐木チャンピオンシップ(World Logging Championship)という大会があるのだそうです。私は全然知りませんでした。
 1970年から毎年(最近は2年に1回)開催され、今年は30回目の大会。
 それが今年、初めてベラルーシで開催されました。ベラルーシでこんな世界大会が開催されるとは思ってもいませんでした。

 そのベラルーシの実行委員会による公式HPはこちらです。(英語版です。)

http://www.wlc-belarus2012.com/en/home


 開催場所はラウビチというウインタースポーツ、特にスキージャンプの練習場として有名な場所。我が家からは遠くありません。
 さらにその世界大会に日本からも参加すると知り、応援に行こうと思い立ちました。
 
 こちらのブログ「町のチェンソー屋さん」で日本語で詳しく競技の種類など知ることができます。

http://blogs.yahoo.co.jp/asisuto11/archive/2012/7/6


 日本チームのメンバーの方々、かっこいい。

 何でも競技は、伐倒競技、ソーチェン着脱競技、丸太輪切り競技、接地丸太割り競技、枝払い競技・・・の5種類だそうです。

 画像は会場にあった参加国一覧。
 アジアからは・・・日本だけ(!)の参加です。
 ほとんどがヨーロッパからの参加で、ヨーロッパ以外だと、日本とエクアドルの2国だけです・・・。
 どうしてなのだろう。やっぱり難しいのかなあと思いました。