9月19日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第216回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はビタペクト3を7個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを1部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2596個、セルロースの合計は85個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2171部となりました。
今回で通算232回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2596人の子どもにビタペクトを、約76人の子どもにセルロースを、2171家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
今回は3家族がボブルイスク(チェルノブイリ原発から約200キロ)から保養に来ていました。
(家族A)
お母さんが3人の子どもを引率していました。この家族には2個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2013年12月、2015年5月にも保養に来たことがあります。そのときの様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第157回」(家族B)
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第177回」(家族A)
前回と今回のそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時9歳)9ベクレル ○ → 11ベクレル → 9ベクレル
長男(15歳)29ベクレル ○ → 35ベクレル ○ → 21ベクレル ○
次女(13歳)21ベクレル ○ → 27ベクレル ○ → 25ベクレル ○
次男(10歳)30ベクレル ○ → 25ベクレル ○ → 12ベクレル
次女は甲状腺に異常があり、ホルモン剤を飲んでいます。その副作用で心臓の具合も悪くなり、半年おきに検査入院しないといけないそうです。
お母さんは高血圧で心臓の具合も悪くなるときがあるそうです。
この一家は広い畑を持っており、また乳牛、ヤギ、羊、にわとり、豚など何十頭と飼って、常にその乳を飲んだり、肉を食べたりしています。しかし一度も放射能を測定していません。完全に被曝に関しては楽観主義という感じでした。
(家族B)
お母さんが4人の子どもを引率していました。この家族には 2個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2014年10月にも保養に来たことがあります。そのときの様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第167回」(家族B)
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時9歳)12ベクレル → 20ベクレル
長女(15歳) 26ベクレル ○ → 8ベクレル
次女 (9歳) 12ベクレル → 21ベクレル ○
長男 (6歳) 21ベクレル ○ → 7ベクレル
三女 (4歳) 16ベクレル → 20ベクレル ○
4人の子どものうち前回ビタペクトを飲んだ子どもは今回飲まなくてよくなり、前回飲まなかった子どもは今回飲まないといけないと逆転しました。
長女は甲状腺にが肥大して、ヨウ素剤を飲んでいたところ、3年前は落ち着いてきました。しかし現在は甲状腺にのう胞が見つかり、再びヨウ素剤を飲んでいます。
お母さんは看護士で、ボブルイスクの病院で働いていますが、近年脳卒中の患者が特に目立って増えてきたと話していました。半身不随ではなく、そのまま寝たきりになってしまう人が多いそうです。
他にも1型糖尿病患者が増えたそうです。お母さん自身は高血圧で悩んでいるそうです。
(家族C)
お母さんが実子2人と3人の男の子を引率していました。この家族には3個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2012年3月にも保養に来たことがあります。そのときの様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト2(セルロース)&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第131回」(家族A)
前回と今回のそれぞれの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。
母親(事故発生時2歳)7ベクレル → 14ベクレル
長女(11歳)17ベクレル ○ → 15ベクレル
長男 (8歳) 0ベクレル → 23ベクレル ○
男子(14歳)21ベクレル ○ → 10ベクレル
男子 (9歳)(今回初測定)32ベクレル ○
男子 (8歳)(今回初測定)21ベクレル ○
9歳と8歳の男の子は兄弟です。この兄弟のお母さんは妊娠中で、保養には来ていませんが、「チェルノブイリ 放射能と栄養」のコピーを渡すようこの引率したお母さんに頼みました。
この家族はお母さんも子どももよく胃炎を起こすそうです。それ以外は比較的健康ということでした。
今回の活動には日本の大学からの視察団の方が参加していましたので、記念撮影にもいっしょに写っています。
子どもたちには折り紙や折り鶴、絵葉書などのプレゼントをしました。上記の健康状態の話を聞くと元気がなさそうな人たちが集まっているかのように聞こえますが、実際には子どもたちもお母さんも日本からのお客さんに大喜びで大はしゃぎでした。
今回のビタペクト3の購入費には、CD「月と日」の売り上げを使いました。
最後になりましたが、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
べラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はビタペクト3を7個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを1部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2596個、セルロースの合計は85個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2171部となりました。
今回で通算232回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2596人の子どもにビタペクトを、約76人の子どもにセルロースを、2171家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a
今回は3家族がボブルイスク(チェルノブイリ原発から約200キロ)から保養に来ていました。
(家族A)
お母さんが3人の子どもを引率していました。この家族には2個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2013年12月、2015年5月にも保養に来たことがあります。そのときの様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第157回」(家族B)
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第177回」(家族A)
前回と今回のそれぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時9歳)9ベクレル ○ → 11ベクレル → 9ベクレル
長男(15歳)29ベクレル ○ → 35ベクレル ○ → 21ベクレル ○
次女(13歳)21ベクレル ○ → 27ベクレル ○ → 25ベクレル ○
次男(10歳)30ベクレル ○ → 25ベクレル ○ → 12ベクレル
次女は甲状腺に異常があり、ホルモン剤を飲んでいます。その副作用で心臓の具合も悪くなり、半年おきに検査入院しないといけないそうです。
お母さんは高血圧で心臓の具合も悪くなるときがあるそうです。
この一家は広い畑を持っており、また乳牛、ヤギ、羊、にわとり、豚など何十頭と飼って、常にその乳を飲んだり、肉を食べたりしています。しかし一度も放射能を測定していません。完全に被曝に関しては楽観主義という感じでした。
(家族B)
お母さんが4人の子どもを引率していました。この家族には 2個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2014年10月にも保養に来たことがあります。そのときの様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第167回」(家族B)
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時9歳)12ベクレル → 20ベクレル
長女(15歳) 26ベクレル ○ → 8ベクレル
次女 (9歳) 12ベクレル → 21ベクレル ○
長男 (6歳) 21ベクレル ○ → 7ベクレル
三女 (4歳) 16ベクレル → 20ベクレル ○
4人の子どものうち前回ビタペクトを飲んだ子どもは今回飲まなくてよくなり、前回飲まなかった子どもは今回飲まないといけないと逆転しました。
長女は甲状腺にが肥大して、ヨウ素剤を飲んでいたところ、3年前は落ち着いてきました。しかし現在は甲状腺にのう胞が見つかり、再びヨウ素剤を飲んでいます。
お母さんは看護士で、ボブルイスクの病院で働いていますが、近年脳卒中の患者が特に目立って増えてきたと話していました。半身不随ではなく、そのまま寝たきりになってしまう人が多いそうです。
他にも1型糖尿病患者が増えたそうです。お母さん自身は高血圧で悩んでいるそうです。
(家族C)
お母さんが実子2人と3人の男の子を引率していました。この家族には3個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2012年3月にも保養に来たことがあります。そのときの様子はこちらです。
チロ基金の活動「ビタペクト2(セルロース)&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第131回」(家族A)
前回と今回のそれぞれの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を渡しました。
母親(事故発生時2歳)7ベクレル → 14ベクレル
長女(11歳)17ベクレル ○ → 15ベクレル
長男 (8歳) 0ベクレル → 23ベクレル ○
男子(14歳)21ベクレル ○ → 10ベクレル
男子 (9歳)(今回初測定)32ベクレル ○
男子 (8歳)(今回初測定)21ベクレル ○
9歳と8歳の男の子は兄弟です。この兄弟のお母さんは妊娠中で、保養には来ていませんが、「チェルノブイリ 放射能と栄養」のコピーを渡すようこの引率したお母さんに頼みました。
この家族はお母さんも子どももよく胃炎を起こすそうです。それ以外は比較的健康ということでした。
今回の活動には日本の大学からの視察団の方が参加していましたので、記念撮影にもいっしょに写っています。
子どもたちには折り紙や折り鶴、絵葉書などのプレゼントをしました。上記の健康状態の話を聞くと元気がなさそうな人たちが集まっているかのように聞こえますが、実際には子どもたちもお母さんも日本からのお客さんに大喜びで大はしゃぎでした。
今回のビタペクト3の購入費には、CD「月と日」の売り上げを使いました。
最後になりましたが、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
べラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。