ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年1月12日、気温マイナス4度

2021-01-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月12日、さまざまな余波が続いています。

 9日にルカシェンコ大統領とその三男にインタビューをして、10日に内容を発表したロシアのジャーナリスト。現在、いわゆる「炎上」そして脅迫まがいの言葉を受けていることを発表しました。

 このインタビューはルカシェンコ大統領の自宅のダイニングルームで文字通りアットホームな雰囲気の中で行われました。三男は普段着のセーター姿でしたしね。そして「こんなところで普段この親子は食事しているんですよ。」とダイニングルームを公開しました。そしてジャーナリストにクレープをごちそう。楽しいティータイム、和やかな雰囲気の中での取材・・・という演出が見られました。が、このクレープを3人のお皿に取り分けるお給仕をしていたのが、大統領報道官だったので、そこだけアットホーム感がなくなっていました。

 さらには、飼っている犬(真っ白のスピッツ)をテーブルの上に乗せて、並べてあるお皿の間を歩かせたりする大統領。インタビューの間、幸い吠えることなく、テーブルの端のほうで横になってしましたが、クレープに犬の毛がくっつかないの?と思います。(私は犬がその上を歩いているテーブルの上で食事したくないです。自分がふだん可愛がっている犬でも嫌です。)

 

 ベラルーシ大統領は改めて、アイスホッケー世界選手権大会は予定通りミンスクが会場だと述べましたが、国際アイスホッケー連盟は最終決定をまだ決めかねているようで、公式な発表はありません。

 もし、国際アイスホッケー連盟が予定通りミンスク開催を認めたら、連盟長の辞任を求める声が上がるとも言われています。

 

 リトアニア外務省が、ベラルーシの国名を変更する用意があると発表しました。もっともリトアニア語表記を変更する、ということで、ベラルーシが自国の国名を変更するというわけではありません。

 日本でもグルジアのことをジョージアと名称変更しましたね。

 これはジョージア政府が依頼したからですが、リトアニアがベラルーシのリトアニア語での表記を変更するのはベラルーシ政府からの依頼ではありません。

 今リトアニア滞在中のチハノフスカヤ氏の依頼ということです。

 結局、国名が気に入らんとかそういう意味ではなく、リトアニア政府はチハノフスカヤ氏を、真のベラルーシ大統領(政府代表)と見なしていますよ、というパフォーマンスのようにとれます。

 

 ミンスクでは団地の駐車場に車を駐車していて、その車の上に雪が降り積もったままだったり、車の周りの雪かきをちゃんとしなかった場合、車の所有者は罰金を支払わないといけないことになりました。

 

 白赤白の雪だるまを使って反政府デモ活動をしないように警察が警察犬といっしょに団地内をパトロールしているそうです。

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者21万5724人。死者数1535人

2021-01-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月12日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は215724人になりました。1日の新規感染者数は1731人です。少しですが減りました。

 死者数は1535人です。

 197851人が回復しました。

 

 ベラルーシでは法律が変わり、コロナウイルスに感染防止の自己隔離を理由とした長期休暇(有給)を認めることになりました。

 例えば、今は感染していないし健康だし、長期休暇(平均の長さは26日間)を夏に取ろうと思っていたけど、今コロナウイルス感染拡大が広がっているので、自宅で自己隔離したいから出勤したくない、なので今長期休暇をくださいと届けを出したら、それを認めないといけなくなりました。

 本当に休暇申請した人が一ヶ月自宅で自己隔離をばっちりするかどうかどうかはわかりませんし、違反した際の罰則はありません。

 また病欠届けを出すために、医者の署名と公印が必要でしたが、3日以内なら、医師の署名と公印がなくても病欠扱いになる(その分の給料は引かれない)ことも決定しました。

 病院での医師の負担軽減のためだと思われます。また病欠中に雇用契約期間が終わるのは認められず、病欠期間は雇用契約の中には計上されないことにもなりました。