2021年1月12日、さまざまな余波が続いています。
9日にルカシェンコ大統領とその三男にインタビューをして、10日に内容を発表したロシアのジャーナリスト。現在、いわゆる「炎上」そして脅迫まがいの言葉を受けていることを発表しました。
このインタビューはルカシェンコ大統領の自宅のダイニングルームで文字通りアットホームな雰囲気の中で行われました。三男は普段着のセーター姿でしたしね。そして「こんなところで普段この親子は食事しているんですよ。」とダイニングルームを公開しました。そしてジャーナリストにクレープをごちそう。楽しいティータイム、和やかな雰囲気の中での取材・・・という演出が見られました。が、このクレープを3人のお皿に取り分けるお給仕をしていたのが、大統領報道官だったので、そこだけアットホーム感がなくなっていました。
さらには、飼っている犬(真っ白のスピッツ)をテーブルの上に乗せて、並べてあるお皿の間を歩かせたりする大統領。インタビューの間、幸い吠えることなく、テーブルの端のほうで横になってしましたが、クレープに犬の毛がくっつかないの?と思います。(私は犬がその上を歩いているテーブルの上で食事したくないです。自分がふだん可愛がっている犬でも嫌です。)
ベラルーシ大統領は改めて、アイスホッケー世界選手権大会は予定通りミンスクが会場だと述べましたが、国際アイスホッケー連盟は最終決定をまだ決めかねているようで、公式な発表はありません。
もし、国際アイスホッケー連盟が予定通りミンスク開催を認めたら、連盟長の辞任を求める声が上がるとも言われています。
リトアニア外務省が、ベラルーシの国名を変更する用意があると発表しました。もっともリトアニア語表記を変更する、ということで、ベラルーシが自国の国名を変更するというわけではありません。
日本でもグルジアのことをジョージアと名称変更しましたね。
これはジョージア政府が依頼したからですが、リトアニアがベラルーシのリトアニア語での表記を変更するのはベラルーシ政府からの依頼ではありません。
今リトアニア滞在中のチハノフスカヤ氏の依頼ということです。
結局、国名が気に入らんとかそういう意味ではなく、リトアニア政府はチハノフスカヤ氏を、真のベラルーシ大統領(政府代表)と見なしていますよ、というパフォーマンスのようにとれます。
ミンスクでは団地の駐車場に車を駐車していて、その車の上に雪が降り積もったままだったり、車の周りの雪かきをちゃんとしなかった場合、車の所有者は罰金を支払わないといけないことになりました。
白赤白の雪だるまを使って反政府デモ活動をしないように警察が警察犬といっしょに団地内をパトロールしているそうです。