2021年11月18日。ベラルーシ国内の難民は7000人か

　2021年11月18日、ベラルーシは難民の国内入国を抑え、また帰国させるよう促しています。
　今日はイラク人430人がミンスク発の飛行機で帰国しました。

　またベラルーシ国営航空ベラビアは、ウズベキスタンの首都タシケントからミンスクに飛ぶフライトに、アフガニスタン、イラク、イエメン、シリア、リビア、レバノンの6か国のパスポートを持っている乗客は搭乗拒否することを決定しました。
　今までもウズベキスタン経由でベラルーシ入りしていたのでしょうか。

　現時点でべラルーシ国内にいる難民の数はおよそ7000人と見られ、そのうち2000人がまだ国境地帯でポーランドへの不法入国を模索しているようです。
　EUと赤十字は難民への支援を表明。

　また、ベラルーシにずっと滞在することを希望している難民も出てきました。

　ベラルーシは国内にある物流センターに1000人の難民を収容しましたが、今日、その中でコロナウイルスに感染者がいることが判明しました。集団感染が起きないか心配です。

　ベラルーシ政府は中国製のワクチンを保護している難民に接種する計画を発表しました。本来、ベラルーシ人のために中国から大量に空輸してもらったワクチンなのですが、ベラルーシ人の中にはワクチン反対派も多く、接種率もまだ全人口に対して26％と遅々として進まないので、難民用に回せるだけの数が十分あるのでしょう。

　また国境地帯では夜間にも不法入国しようとした難民が数多くおり、一晩で100人の不法入国者がポーランド側で拘束されました。しばらくポーランドは軍隊を国境地帯に配置したままにする予定です。
　突貫工事で壁を建てる計画はどうなることか・・・。

　ドイツはベルリンが難民を受け入れることに賛成したという報道を否定しました。

　ウクライナは陸路（車両）でベラルーシから入国しようとした外国人15人を入国拒否しました。

　突然ロシア大統領は、ベラルーシ大統領とベラルーシ野党に対し、話し合う場を設けるべきだと提案しました。
　野党リーダーのチハノフスカヤ氏はこれを受けて、
「刑務所内にいる政治犯を全員開放したら、協議の場に着いてもよい。」
と発言しました。


　

ベラルーシのコロナウイルス感染者634731人。死者数4901人

　2021年11月18日の書き込みです。
　ベラルーシのコロナウイルス感染者数は634731人になりました。1日の新規感染者数は1844人で前日とほぼ同数ですが、新規検査数は26538件で大幅に減りました。

　死者数は4901人です。

　616992人が回復しました。

　1013万件を越える検査数となりました。