3月と5月にご自分の体調と対策のメモを提供してくださった方から免疫システムについての情報をいただきました。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/ad35361e4bb057209f45ea6e495feee7
この方はずっと胸骨のところが痛いのだそうですが、その原因がこれではないかと考えています。
以下は抜粋です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA
ロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ(Alexey V. Yablokov)、ワシリー・ネステレンコ(Vassily B. Nesterenko)、アレクセイ・ネステレンコ(Alexey V. Nesterenko)は、2007年、en:Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment(『チェルノブイリ:大惨事が人々と環境に与えた影響』)を出版した。同書は、チェルノブイリ・エイズの発生機序について、セシウム137による内部被曝で胸腺が破壊され、ヘルパーT細胞を含むリンパ球のT細胞系が作れなくなり、B細胞に抗体グロブリンを作るように命令してくれるはずのT細胞が存在しないので、血中の免疫グロブリンの数が激減してしまう、等と述べている。
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つまりセシウム137による内部被曝で胸腺に影響が出て、(胸骨の痛みはこれが原因?)さらに免疫システムがうまく機能しなくなり、病気にかかりやすくなったり、同時にさまざまな病気になってしまう、ということです。
この文中にある「チェルノブイリ・エイズ」って何? と思われる方もいると思いますが、一般的に知られているエイズとは全くちがいます。(人から人へうつったりしません。)
これは上記URLによると、ウクライナの生化学者で、ウクライナ免疫科学プログラムの責任者を務めていた学者がチェルノブイリ原発事故による放射性降下物からの低線量放射線のために、ヒトのナチュラルキラー細胞の数と活性が劇的に低下することを発見し、この免疫抑制現象を"チェルノブイリ・エイズ"と名づけたことに由来するものです。
免疫システムの作用が低下して病気になってしまう、ということを分かりやすく(かつ注意喚起するためインパクトを与えるようと)このような名称を考え付いたのでしょう。
しかし私の感覚からすれば、エイズとはちがうので、こういう名称が差別につながらないか心配です。
すでに福島エイズという言葉もあるそうですね。こういう言葉は広まってほしくないです。
福島県でエイズが流行っている、というような誤解を生み出しかねないからです。
普通に免疫力の低下、という表現でいいと思うんですけど。
放射能被曝により、免疫力が弱り、病気にかかりやすくなったりするのはベラルーシではすでに常識です。
みんなそれぐらい知っていますよ。(自分の身を持って実感している人もたくさんいます。)
でもそれをエイズだと思ったり、自分はチェルノブイリエイズ患者だ、と認識している人はほとんどいないのではないでしょうか?