プチ・ギャラリー CoCo Hyunjae

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画像で綴る小さな小さなアルバム作り

赤人と芭蕉と…

2016-09-14 14:51:29 | 日記
和歌の浦散策第二弾…
不老橋近くに県内最古の石橋がかかっています!

三断橋


不老橋から遡ること200年初代藩主徳川頼宣が
1651年干潟に浮かぶ妹背山に架けたアーチ橋です



妹背山中腹には海禅院多宝塔(1653年)
頼宣が亡き母を弔うために建立
和歌の浦は紀州徳川家との関わりが深い地ですね。



波の浸食でできたのか
美しい模様を描く山肌に咲くハマユウの花

この橋の近くで2つの歌碑を見つけました
一つはあまりにも有名な歌


若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る (山部赤人)

そして、読み難かった句碑は調べてみたら

行春を わかの浦にて 追付たり 

松尾芭蕉の句でした!

移ろい行く季節を追いかけて
ようやくたどり着いた うららかな晩春の和歌の浦
そんな思いが込められているのでしょうか?
芭蕉は赤人から1000年近く経た1688年に訪れたそうです(*._.)φ))
気の遠くなるような長い時の流れですね。

私もこの日短歌を2首詠みましたが
お二人の秀作に並べるのはおこがましく、いずれ改めて…(^^ゞ


あいにく曇天のため
美しい海の写真が撮れなかったけど…(田の浦より)
コメント (2)
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