ねこまた小路

キジトラ斑猫ミミ、泥棒顔犬ムギと侍従猫魔の日記。

絶叫。~チョコレート工場の従業員~

2005-09-08 12:30:07 | 音楽・芝居・映画
今日は朝からワクワクだった。
「目覚ましテレビ」で、映画「チャーリーとチョコレート工場」の試写会の為来日した、ジョニー・ディップのインタビューが流れるのだ。
朝ご飯を早めに済ませ、7時半にテレビの前に座る。
いつものように「トロと旅する」をみて和む。
今日は沖縄編。リッキーが「青空には平和が似合うダスなー」と喋ってる。
そうね、平和が良いよね。
カトリーナ級の台風が列島を襲い、甚大な被害があったにもかかわらず、人々はどこか和やかだ。
災害で亡くなった人達はとても気の毒だけれども、
アメリカのように略奪も放火もなく、救助隊に発砲する…なんてことはない。
港が流木で埋まり、船を出せなくなった漁師は
「こりゃ、たまげた」と苦笑い。
浸水で家の中が泥だらけになった一人暮らしのお婆ちゃんは
「えらいお客さんが来たもんだ」と兄弟に電話で笑いながらぼやく。
ま、災害がひどすぎて…でも当たるところもないので「笑うしかない」ってやつなんだろうけど。
平和な日本だからこそよね…いいよねー、ホント。
私も呑気に「ジョニーはまだ!?」なんてテレビに向かって喋ってられてさ(苦笑)

そんな事をつらつら思っているウチに、待ちにまったジョニデのインタビューが始まる。
茶色の帽子(種類は分からない…)と同じ茶の革ジャケット。
インナーは黒のTシャツ(誰かの顔が銀色でプリントされている。)
ブルージーンズは膝に穴。
足を組むとその穴からぽっこり膝が出る。
旦那だったら「みっともない」と怒る所だが、彼だと何故かキュートで、ほのかに色っぽく感じるから不思議
あー…膝、触りてー。

口髭と顎髭は今撮影中の役作りの為か?
コレがまたジョニデ扮する、私の大好きなジャック・スパロウ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)を彷彿とさせて…
ぐはっ! じゅるじゅる…ヨダレが出ちゃうねっ(笑)
アナウンサーに「お子さんへ」ときれいな和菓子を貰い、
照れ照れと喜ぶ様もポイント高いっすよ~
…でもジョニーさん。
貴方が指差して「鮫みたいでカッコイイ」と言った、透明なゼリー(?)に魚が閉じこめられたお菓子は・・・・多分、清流を泳ぐ鮎(又はイワナ)だ(笑)

ジョニー・ディップは個性派俳優として、他人がやらない役を好んで演る…と言われている。
今度の映画もチョコレート工場の天才お菓子職人【ウィリー・ウォンカ】の役。
職人と言ってもその様相はシルクハットに赤のジャケット、顔は真っ白という変な人。
その性格も実に複雑そう。
ティム・バートン監督が「この役はジョニー意外に考えられない」と言ったそうだが、色んな役をこなす彼だからこそ…また映画「シザー・ハンズ」で監督と意気投合した彼だからこそ出来た役…なのかもしれない。

ところで。
インタビューが進む中、当然時々映画のシーンも流れる訳だが…
その一つを見て猫魔、絶叫!!
きゃあぁぁ~っ
何って?
そりゃリスですよ!リス!!
工場では沢山の灰色リスがズラリと並んで、ナッツ剥きをしている
その可愛らしさは言葉では言い表せないっ。
しかもなんと、リスを調教しているメイキング映像まで流されたひにゃ・・・
嗚呼、悶死しそう
そう。映画に出てくるリスはCGで作られたリスではなく、すべて本物のリスを使っているそうな。
某映画雑誌によれば、厳選された40匹のリスを調教して演技をさせているらしい。
今日見た映像でも、ズラリと並んだリスが入れ物に手を突っ込んだり、木の実をクルクルさせたり。
又は調教棒(なのかな?)を追いかけたり、"ハッシ!"と掴んだり…

すんっっっっごく可愛ぇぇぇぇ~

小動物を調教する事は、動物愛護の面で賛否両論あるものの、やはり可愛いものは可愛い。
10秒ほどの映像だったので詳しくは分からないけど、小動物に演技させる人間の方も
とてつもない苦労と忍耐が必要だっただろう。
リス飼いだったこそ分かる、その苦労!
「ジョニデよりも一生懸命演技するリスを観たい!」
マジ、本当、そう思った。
DVDの特典映像にリスのメイキングがあれば、買うかも。
ビバ!「チャーリーとチョコレート工場」

※写真は昨日の夕焼け。
 記事と全く関係なし(笑)