妊娠中、母親教室に通ってる時、とある方の講演を聞きに行きました。
その時の、ある言葉が今でも印象に残っています。
「母親の声と子供の声は反比例」
母親の子供を𠮟りつける声が大きいほど、子供は委縮して声が小さくなるというもの。
あ~、これだったんだ~と思いましたよ。
私の子供時代、母親は怒鳴りつけるようにして私を叱って怒ってました。
いたずらっ子ではありませんでしたので、内容はテストの点数、食べ物の好き嫌い、やることが遅いなどでした。
怒られている時に何か言おうものなら「言い訳するな~」と反撃されました。
だから言い返すことも出来ませんでした。
昔の子供にとって、母親が怒るのは怖いものです。
そのため言いたいことがあっても、何も言わなくなりました。
もし言ったとしても、おどおどしながらですよ。
こんなこと言ったら余計に怒られるかな?と考えながら。
だから自分の言葉に自信が持てず、声が小さく(自分の意見をしっかり言えない)なるのです。
親は子供が人間としてまっとうな生き方が出来るよう、教える義務があるので、つい熱が入ってしまうこともあるでしょう。
大きな声で叱ることも大事だとは思います。
でも頻繁に、しかも子供にとっては理不尽な怒り方が多いと、「どうせ、自分なんか・・・」と考えてしまうんですよね。