「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

服装が普段着でわたしが悪かった

2019年10月15日 10時14分21秒 | 「妙」な「見」聞のある朋の不思議話

こんにちは。

 

その日は、宅急便を待っていた。午前中いてくださいだったので、待ってたら、来ない。それどころか、知らされた追跡番号で、まだ作業店を通過したところだと分かった。

 

んじゃ、3時間あるから出かけてこよう。

 

そう思って、お遣い物を買いに行った。

まだ、そんな本調子でもないので、本命にたどり着けたらラッキー的な感覚。ところが、そういう日に限って、本命売り場まで到達した。

情け無いことに、高島屋の奥まで歩ければ御の字である状態。

 

それで、本命のものを探し始めた。酒だ。上等のワインだ。贈る相手には、大体のラインナップを送っている。

 

そこへ店員さんが来られたので、説明して、欲しいものを告げた。

しかし、店員さんはどうでもいい値段の安いものしか持ってこない。店員さんとウンチクを図らずも語ることになり、そんな安いもん飲んだことねーわって感じを伝えた。

店員さんが驚く。あなたの飲むものは、天井高ですよと。

 

いや、その程度の値段で天井高なら、そりゃ甘い。父も母も、万札は最低でも3枚切ってたしね。ちなみに改装してたんで、ある銘柄の最高級を置いてあったはずだけれどと告げたら、

 

ヨーロッパ中、温暖化でぶどうが不作で、食べるぶどうは美味しくできてるけど、飲む方はもう全然だそうだ。加えて、高島屋の立地が羽田に近いので、最後のお土産で買う人がいるが、その値段は置けないそうだ。

 

うーん。と言うか、店員さんがしきりに服を見ている。

 

 

まずい。大変にまずい。5時過ぎ高島屋族の普段着で来ちゃったわたし。

 

洗濯してよれたTシャツ。洗濯し過ぎてアウトなガウチョ。に、パライバ。

 

そりゃあね。背伸びして高い酒見せてくれって言ってるもののようだわね。それで、結局、毎回大体4ヶ月ごとに来るので、覚えててくれた人がいて。

 

感謝してたら、いいものが手に入った。それじゃ額面が足らないので、合わせようとしても、安いのばかり出てくる。

 

包んで頂いて帰って行った時、息子の第一声は、

 

「それで買い物行ったらあかんでしょう。」

「母ちゃん、今度からめかしこんでいくわ。ダイヤの指輪忘れたわ。」

「お母さん、あそこはダンジョンですよ。装備品に気をつけなきゃ、ダメっすよ。」

 

それでも、粘り倒して、最後の一本ゲットしたんだから、いいわ。

 

確か、前も外資系の社長に謝罪に行く時、綺麗な格好で買いに行ったら、高すぎるものばかり勧められて困った経緯もあったっけな。

 

服や小物を相手は見てること忘れちゃダメだわ。

いっそ、服買ってたんだから、途中で着替えていりゃよかった。

ちなみに、わたしの呑む酒が天井高なのは、仕事で呑むからである。今はね。過日、出血多量になってから、流石に量は呑まないけどね。経費で取引先に呑ませる酒は天井高。向こうも然り。プライベートは、アルコールフリービール。(笑)

 

 

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