去年4月にカラーインクが切れて、ただのスキャナになってたMP470。(・・;
(今回は行間詰めていきます)
※2022/10/22追記 ついにプリンター買い替えか
ダイソーの100円詰め替えインクを使ってみました。 結果としてはこんな感じ。(感熱紙に普通紙としてプリントw)
こちらは普通のコピー用紙。(2012/01/24追加)
まあまあですね。 価格ドットコムのクチコミに拠る情報では長期保存はちょっと無理との事。 しかし大量刷りが必要なイベントの配布用とか短期的な使い道ならコストは非常に安くなります。 ただし、インクがアルコールの様な強めの揮発性があるのか、少しきつい物があるので科学物質やアルコールにアレルギーがある方は避けた方がいいかも?
ウサギの写真はネットで見つけたものです。
http://www.google.co.jp/search?q=うさぎ+壁紙+HD
(*)アルコールの話は勘違いの模様。(・・;
さて今回買ったのはキャノン用と書いてある3色です。店頭にはフォト○○とかいう色もあって別の商品かと迷ったけど、商品番号が同じなので同一品と見ていいでしょう。 買ってから気付いたけど、MP470は対象外だったみたいです。(^w^;
しかしこのまま引き下がれませんよ。d(・v・
とりあえずインクの取扱説明書を確認してみます。 説明書では単色のインクカートリッジに対応している模様で、3色で1カートリッジの説明はありません。 もう一度価格ドットコムのクチコミを見ると、MP470の場合、最初はエレコムの詰め替えインクセットを使うとありました。 何故なのかエレコムの当該商品の説明書(PDF)をダウンロードして確認したところ、ドリルで穴を開けるとあります。w
なるほど。。。 これこそ私の出番ですよね?(・w・
色の位置も分かったし後は穴を開けるだけ。 それでは実際にやってみましょう。 d(・・
まず、用意する物としてはこれだけ必要になります。
・キッチンペーパーまたはトイレットペーパー
(どちらもエンボス加工されてるものを推奨)
・セロテープ
・3mmか4mmの手回しドリルかピンバイス
・ビニール袋(レジ袋でもいい)
作業開始~。
作業中にヘッドを守る為とヘッドから滲み出すインクの受け皿としてペーパーを折り重ねたパッドを作ります。
パッドを軽く抑えて5mm~程度あればいいかも。 折り重ねた端をセロテープで止めて開かないようにしておく事。 出来たらカートリッジをプリンタ本体から外してパッドの上に置いてラベルを剥がす。 後で忘れないようにカートリッジに品番を入れておくといいかも。 この写真には無いけどパッドの下にビニール袋を使うと置く場所が汚れません。
2.穴を開ける場所は通気口にしました。 この写真では穴は小さい方が後々良いのではないかと思い、ギリギリの1mmにしたけど注入しにくいのでアウト。(^w^;
結局3mmにしましたが、4mmにすれば作業終了時にインク付属のキャップが使えます。 3mmの方が作業性が良い事と、最後の作業で通気口の処理のために3mmを選んでます。 穴開け作業中は削りカスを吹き飛ばしながら弱い力でゆっくり進めて、穴が開く瞬間に落ち込むので一番下まで突き抜けないように注意します。 どうしてもカートリッジ内に削りカスが落ちてしまいますが、中にはスポンジ様のフィルタ?があるようで、それで捕獲されてる模様。 中に落ちてしまった削りカスは気にしなくてもいいみたい。
これが主役のインク。 イエローが赤に見えるのは私だけでしょうか? ペーパーに落ちた色は確かに黄色だったけど。(^^;
(写真中、穴が2つ並んだ方を手前に置いた場合、上がマゼンタ、左下がシアン、右下がイエロー)
インク注入器の先を奥まで「ぐっ」と差込んで、インクが奥から上に(穴の方向へ)来る様に極ゆっくり(注入器の蛇腹は比較的硬めなので「もしかして気持ちだけ?」と思う程度)と注入していきます。 一杯になると穴からあふれますが、あわてず注入器を押し付ける力を抜けばタンク内のインクを逆に吸いだして自動的に溢れも無くなるので安全。 改めて溢れる直前までインクを補充して注入器を抜き取ります。 このとき忘れてはいけないのが他の穴に別の色が入り込まない様に補充作業中ではない他の穴はセロテープでフタをしておく事。 特にシアンとイエローは隣接してるので注意。
全部入れ終わったら、溢れたインクを綺麗にふき取ってから迷路の様になっている溝も含めてセロテープで塞ぎます。 でも写真の解説にあるように丸い所、ここは外気の連絡を担っているので塞がないように開放しておきます。 それ以外の場所は全てピッチリ隙間なく貼り付けましょう。
ヘッドを下から見ると(カートリッジを横にしない事)色がにじみ出してます。 これが広がると他のインクと混じってしまうのでふき取ってからプリンタにセット。 と、その前にカートリッジの端子部分に汚れがないか確認しましょう。
早速印刷してみました1回目。d(・・
酷い有様です。www
ノズルチェック機能で状態を確認してみました。
うわぁ。。。(・・;
流石1年近く放置してあっただけの事はある。
ヘッドクリーニング後、もう一度挑戦。 黒は問題無くなったけどカラーは帯状にかすれてますね。
3回目。カスレはほぼ無くなったけどイエローがにじんでる。
4回目。更に酷く。www
とりあえず大丈夫そうなのでもう一度写真をプリントしてみたけどダメでした。 そこでもう一度カートリッジを外して価格ドットコムのクチコミにあったようにアルコールと綿棒を使って拭き取りしてみたら綺麗になってた。
インクの説明書に「インクを補充したら馴染むまで5分ほど放置する」とあったが、ここではそれをしていない。
そして上にあった画像比較。
ソコソコですね。 あと、別の画像で試したけど濃い目の印刷だと赤が強く発色するみたいな印象を受けました。
それと冒頭にもあるけどクチコミでは経年変化による退色が酷いようですが、まだそこまでは確認してないので比較出来る状態になったら追記しておきます。
んで使った量です。 後2~3回分 あと1~2回分ですね。 (2012/02/01修正)
そんな感じで~ ・・)ノシ
■2012/01/23追記 ’00年以前の一般的なインクジェットプリンタに使われたインク。といえば分かり易いかも。 数ヶ月で退色してしまうので顔料インクのような保存性はありません。 |
■2012/01/24追記 コピー用紙に普通紙印刷した場合とマットフォトペーパー印刷した場合では色合いが若干変化してます。細部の仕上がりも普通紙印刷では潰れたようなにじみの様な感じがありますが、マットフォトペーパー印刷ではウサギの毛の感じもきちんと出ていますが、期待し過ぎ無い方がいいです。 基本的にナマモノ並みの賞味期限がある印刷物と捉えるといいかも。 |
■2012/01/26追記 その後、何枚か1920x1080の画像をB5普通紙(安売りのコピー用紙)で試したところ、純正インクよりも濃いところは濃く、薄いところはより薄い色で再現されてる事が分かりました。更にマゼンタが強いのかと思ったらイエローの発色が強いのでゲインを僅かに下げて、黒のゲインをあげると丁度いいかもしれません。また、普通紙に印刷するときも品質を「きれい」にしてフォト系用紙を選択すると色のつぶれの少ない仕上がりになるかも。 |
■2012/03/10追記 インク詰め替え後、ひと月ほど使わなかったので若干目詰まりした模様。マゼンタに筋が入ったのでクリーニング中にインクが切れたと表示されてプリント出来なくなりました。(・v・; もう終わってしまったのかと注入し直したけど変化無いので検索してみると、インク切れ表示しているときにリセットボタンを5秒間押しっ放しにするとインク切れでも使えるようになるみたい。でもバブルジェットの性質上、空になった状態で使うと逆につまりの原因になり易いそうです。沢山利用する人はマメにインク補充した方がいいみたい。 |
■2012/08/21追記 黒インクも詰め替え作業しました。 また、この記事のカラーインク詰め替えで試験的に印刷した数枚のカラープリントの上下をわら半紙1枚で挟み室内保存していましたが、今見る限りでは変質や退色は無いように感じます。 印刷に使った紙はプロフォトペーパー互換紙、普通印刷紙の2種類です。 |
■2014/02/14追記 現時点では記事で使った写真も遮光保存した状態ではほとんど変化が無いようです。 しかし飾ったり光が当たる場所に設置・放置した場合は数ヶ月程度で退色すると思われます。 |
■2017/02/26追記 その後、マウスパッドの代わりに机に貼り付けた透明なポリプロピレン製のシートの下に置いてますが、どうやら直射日光以外では光ではなく空気循環する場所に於いて色が揮発するっぽい。 例えばパウチするとほぼ変色しない。飲食店に良くある立ってるメニューのプラスチックのアレに挟むと両端が色抜けしやすいので1cmくらい空けるとか。 |
■2020/04/27追記 記事作成当時に試しでプリントした物をプリント用紙が入っているアルミフィルムの袋に入れておいたが全く劣化していないように見える。 |
■20220/10/22追記 結果。
拡大。
一応はアルコールをがっつり染み込ませたパッドを当てて暫く置いてみた。 ただ画像を見れば分かる通り、黒インクに関しては現状問題なし。 |
ありがとうございます。