bBの純正フォグランプの配線が1本だけなので、その配線を使って2種類のランプの制御をするにはどうすれば良いのか考えてましたけど、またちょっと考えてたらとても身近な所に答えがあった。
前回bB記事では多chリモコンICを使ってとかやりましたが、どうも動作が不安定と言うかデータシートではとても簡単に書かれていたのに私には扱えなかったので結局撤退。代わりに2つの機器のON・OFF制御出来れば良いだけならこれでも良いんじゃない?と最初の構想にあったコンパレータを使って考えてみました。
このコンパレータを使った回路は最初はADコンバータをアナログ環境に再現しようとして失敗。電圧チェックにNECのμPC339Cを用意して4回路でやろうとしたものの、ノイズの影響を考えると電圧で制御するより信号の方が安心出来ます。とは言っても電圧の諧調ではなくシグナルにするには解析が必要になりマイコンが必須になるのを考えると、部品が増えてしまい何だかなーってなります。
そんな事を頭の片隅に置きながら暇な時にちょこちょこと考えていたのですが、家庭用電源のACを考えると0Vを境に+と-を行ったり来たりしてて、2つの状態を1つの線に作り出してます。(実際はペアですが)つまり、交流電源と同じく、ある基準電圧に対して上下に振れた電圧を再現出来るなら、+と-に飛び出す電圧を感知するだけで2つの機器をコントロールする信号に変換出来る訳です。
とりあえず下の一番左にある線図を見てもらうと、基準電圧をバッテリー電圧の1/2に設定し、そこに5Vの+と-をコンデンサー越しに加えるだけで2つの状態を送信・受信出来る事になります。
+出力が白色LED用、-出力が青色LED用の信号として機能し、独立した2信号を1つの配線に流せるのでとても良いんじゃないかと。(・v・ んでこれって電波の扱いになるんじゃ?と思ったりもしますがそこまで難しいのはちょっと分からないので。www
今はまだ図面だけで実験してないので何とも言えないけど、これなら部品点数も消費電力も少なくして行ける気がする。必要なら1回路または2回路ロジックICを入手したらすっごく小さく出来るし、操作側はロジックICをバッファに使わないで、単純にトランジスタや点滅LEDで代用出来そう。(・v・
解り難いですが、2つのLED照明の点灯条件には以下の違いがあります。
白色LED : 走行中と停車後数分持続後消灯(信号待ち対策)
青色LED : キーON、または車が揺れた時(ポジション灯と警報用)
青色の警報用でまた追加回路が必要になりますけど、操作側が非常にコンパクトに収まりそうなので追加しても問題無いかな?
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