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【bBと電子工作】 補助灯自動点灯回路 4584から74HC14へ置き換えてみる

2023年06月21日 | トヨタbB (NCP3#)

何となく出来上がっている4584ベースの回路。しかし部品点数の多さから小さなキッチンタイマーのボディには組み込むのが難しい事から、もしかしたら部品を減らせるかもしれないと5V動作の74HC14へとメインICを置き換えて再構築してみた。

 

自動車のバッテリーを電源としているので大体11~14Vから5Vへ変換が必要になる。以前なら7805(1A)の三端子レギュレータを使う所だが、今回は低消費電流の100mA品を入手したのでこちらを使ってみる。

 

使ったのは右中央ボタン直ぐ下にある天辺が赤い三端子レギュレータ UTC LP2950L 5.0 RGP 。負荷無しで5μAしか消費しないので、元々低消費電流のCMOS-ICとも相性が良い筈。実際に途中までだが基本的な部分が出来上がった回路では以下の値になっている。

093μA 待機時
110μA 点灯安定時
410μA パルス入力時最大
370μA タイマー終端時

 

こちらは4584で使っていた回路と7414で使っている回路。

 

4584でも下の7414と同じ回路に出来そうな気もするが、今まで出来た試しが無い。電圧差の壁は大きかった。そして実は出力でこの電圧差の壁にぶち当たり、トランジスタでベース電圧5V、コレクタ電圧12Vで12V出力が出来て無い。アホか。

なので、上の写真にあるDVDドライブから取り出したフォトインタラプタをフォトカプラ(フォトリレー)の代用品として使えないか考えてる所。赤外線LEDを使っているらしく光を目視出来ないが、2.4Vを食わせたら受光側の抵抗値が著しく不安定なので数百Ωの固定抵抗器を挟んだら数百M~400kΩの変化になった。これならチップトランジスタでダーリントン回路を組めば簡単に100mA以下程度の駆動は出来そう。1段だけでは計算上、1mAも取り出せない。それにこれを使えば僅かだがフォトカプラよりも場所を取らず半分以下の2x2穴で完結しそうな感じ。因みに写真にあるフォトインタラプタは横に張り出す下の段付き部分と下部の0.5mmくらいがスペーサとなっているので、それを外しての値となる。しかし今の所、フォトインタラプタ単体で値を測定しただけなので実際どうなるのかは不明。それに型番が判らず、データシートを入手出来ないので秋月のサイトからDLした各種フォトインタラプタの情報を元に調べてみるつもり。もし壊れても同品が幾つかあるので最終的には大丈夫、だと思いたい。www

 

思いの外低消費電流だったけど、このフォトインタラプタをきちんと使えないとまた別の部品探しや方式を模索する事になりそう。故に開放型のこのフォトインタラプタが外光の影響を受けない様に金属で囲う必要もあるか。それと常時点灯モードと消灯(タイマーキャンセル)を機能させるのに4つも余ったゲートを使ったSRラッチなんかも良いんじゃないかと思案中。

 

 

 


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