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【bBと電子工作】 5V車速パルスを12V受けできた

2023年03月21日 | トヨタbB (NCP3#)

ずっと考えていた12V受けが簡単に解決してしまった。(・・;

 

元々5Vパルスをトランジスタで12Vに上げてしまえと思っていたけど、普通に考えるとデジタル制御のコンピューター信号なんだから当然デジタルな処理を前提としている筈。それなりの部品があるだろうと思っていた。んで今日、コンパレータの動画をフラッシュバックで思い出した。もしかしてこれって使えない?。それから秋月の部品説明にあるPDFを見たりしたものの良く解らず、Youtubeで見つけた動画で一番単純な動作説明を見つけた。これは正に探していた部品で便利過ぎる。w

 

こちらはコンパレータ(NJM4580D)を使った実験回路。タイマーと照明駆動部は無く、5Vの車速パルスをバッテリー電圧に上げてくれるのか確認するのを目的にしています。自動車用バッテリーを用いた机上実験では74HC14を使ったパルスジェネレータで発生した5Vパルスから出力12Vで動作しています。周辺部品は少しあるけど本当に簡単でした。今までの苦労は?w と思わざるを得ない。www

 

動作原理は三角の中にある+と-の2つの入力電圧比較で、+側端子の電圧を基準として-側端子の電圧が上回ると三角右の端子に出力が現れるというもの。出力はコンパレータの駆動電圧に準拠しているので+側端子の入力電圧を1~4V程度にしておけば-側端子へ0V入力では反応せず、5V入力した場合に出力に駆動電圧が出るので、入力電圧がコンパレータの駆動電圧の範囲内なら何Vでも扱えると言うとても便利な代物。三角中の+-の基準電圧はどちらでも良く、両端子間電圧がその境界線を越えた時に出力に変化が生じるだけです。もちろん出力側で扱える電圧電流は注意しないといけないけど、少なくとも入力側はハイインピーダンスで4011の様に入力端子は電圧を参照しているだけなのと変わらない扱いができます。なので、車速パルスの様な微小な電流量でも何ら問題無い参照ができます。あとはパルス入力端子には直列で抵抗くらい付けた方が良いかな。

さて図下側の赤文字で示されているのは実車で走行中の場合14Vになるのでそれを前提にした電流になります。LEDが点灯していない通電のみの出力OFF状態なら2mA弱、ONならLEDの消費電流を除いて3.6mA弱が流れます。そこには電圧比較用の分圧抵抗2つ分(100k + 47k)が95μAが含まれます。ここだけ見ると、やはり便利ではあるものの、電流はコンパレータよりもロジックICの方が少ない模様。しかし現在まだ12V駆動するシュミットトリガーインバータは届いてないのでそちらがどれくらいの消費をするのかは不明だったりします。(・・

あとタイマーはやっぱりトランジスタを使った方が放電後の消費量が少なくてPICよりも良いんじゃなかろうかとか思ったりする。

 

それとメーター読みで120km/hまでのパルスをチェックしましたがオーディオ用オペアンプなので周波数特性が20kHzまで対応しているのもあり特に問題無く作動してて、ここが特にCRフィルターと異なり扱い易いです。あとは出力が反転しているので常時電源で動作させると出力がONになりっ放しになりますね。そしてキーON時のスパイクもあるのでこの辺りも回路の修正が必要になりますか。(・・

現状このコンパレータを使えば確実に移動を検知できるのですが、低電流を優先に構成していこうかと。

 

あともう一つ。LED照明をbBに取り付けしようとした切っ掛けがダイソーの100円照明が何気に良い形だったので出来るだけ廉価に仕上げようと手持ちスイッチで簡単に仕上げようとしたのに、いつの間にか自動点灯機能追加で部品代(送料込み)も5千円超えたとか、アホか。w

 

 

 


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