プロジェクターを直すため、半田ごてとテスターを持って出勤した。
破損した部品が接地している4か所のランドにテスターを当ててみると、
すべてつながっている。
あれ?②から④は導通していて、①とはつながっていない予定だったんだけど。
最初からすべてつながっていたら、スイッチは一体どう働くの?
破損した部品を少しめくって観察すると、内部は2層になっていて、
下層は②③④を接続している。
上層は①と③を接続している。
だから、部品を上から押さえつけると、①から④すべてが導通するようだ。
中層に位置していた、失われた部分の役割は上層と下層を遮断することかな。
部品を上から押さえつけてプロジェクターの電源を入れてみると、正常に動いた!
電源を入れた後に押さえつけてもダメで、最初から接触している必要があるようだ。
ということは、③と④がはがれているのを繋げれば常にランプカバーは閉まっていると
判定されることになる。
これですべてが納得がいく。
3年ほど前に誰かがプロジェクターを落下させたときにこの部品が壊れ、
③と④はランドに接地していたから使うことができたけど、
次第に③と④が浮いてきてついに使えなくなったようだ。
この部品を直すことはできないので、③と④をランドに半田付けした。
ランプカバーの開閉を判定できないけれど問題ないだろう。
試運転すると、DVI、HDMI、VGAどれもちゃんと映った。
今日は朝から気分がいいぞ。
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