今日は第二種電気工事士の筆記試験を受けに来た。
電車の都合で試験会場にずいぶん早く着いてしまい、ほぼ一番乗りだ。
対策は万全だ。テキストを3回読んだし、過去問も10回分くらい解いた。
技能試験の候補問題13問も1回ずつやった。
100点は無理だけど、合格はできるだろう。
暇なので、会場に入ってくる人たちを眺めた。
試験監督の数人は電気技術者試験センターの人だろうか、地味な風貌だ。
高校生と思われる男子のグループがいくつか入ってきた。
緊張気味だけど、若い頭脳なら難なくクリアするだろう。
スマホ片手にイヤフォンをしてぶつぶつ言っている二十歳前後の女子もいる。
誰かと会話しているのか、独り言なのかわからないが、いずれにしても個性派だ。
割合としては30代のおっさんが多い。おばさんはいない。
入場が制限される少し前に若い男が何人か入ってきた。現職かな?
試験が始まった。第1問は直流回路の電流を求める問題だ。
「目」という漢字のように複数の並列回路になっている。
あれ?これどう考えるんだっけ?
最初からつまずいて頭の中が白くなりかけた。
これは後にしよう。
第5問でまた止まった。
三相三線式のデルタ結線で、一線切れたらどうなるの?
これも後回し・・。
何だかピンチだ、大丈夫か?
でも、その後は調子が出てきて、最後まで解けた。
残しておいた2問も落ち着いて挑むと、何とかできた。
試験時間は2時間だけど、1時間でほとんどの人が退出した。
見直す気力がないので、猫山も退出した。
あー疲れた。