猫山さんの日記

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第二種電気工事士試験

2022-10-30 | 日記

今日は第二種電気工事士の筆記試験を受けに来た。
電車の都合で試験会場にずいぶん早く着いてしまい、ほぼ一番乗りだ。
対策は万全だ。テキストを3回読んだし、過去問も10回分くらい解いた。
技能試験の候補問題13問も1回ずつやった。
100点は無理だけど、合格はできるだろう。

暇なので、会場に入ってくる人たちを眺めた。
試験監督の数人は電気技術者試験センターの人だろうか、地味な風貌だ。
高校生と思われる男子のグループがいくつか入ってきた。
緊張気味だけど、若い頭脳なら難なくクリアするだろう。
スマホ片手にイヤフォンをしてぶつぶつ言っている二十歳前後の女子もいる。
誰かと会話しているのか、独り言なのかわからないが、いずれにしても個性派だ。
割合としては30代のおっさんが多い。おばさんはいない。
入場が制限される少し前に若い男が何人か入ってきた。現職かな?

試験が始まった。第1問は直流回路の電流を求める問題だ。
「目」という漢字のように複数の並列回路になっている。
あれ?これどう考えるんだっけ?
最初からつまずいて頭の中が白くなりかけた。
これは後にしよう。
第5問でまた止まった。
三相三線式のデルタ結線で、一線切れたらどうなるの?
これも後回し・・。
何だかピンチだ、大丈夫か?
でも、その後は調子が出てきて、最後まで解けた。
残しておいた2問も落ち着いて挑むと、何とかできた。

試験時間は2時間だけど、1時間でほとんどの人が退出した。
見直す気力がないので、猫山も退出した。
あー疲れた。


計画停電

2022-10-22 | 日記

今日は15:30から庁舎の計画停電があるので、
事前に全システムを停止し、復旧したら再開させる予定だ。
10年前はUPS任せで良かったんだけど、最近はそれではうまくいかない。
ネットワーク機器とサーバーが全部起動できても、
システムを利用できないことが多いのだ。

サーバーのNICに「識別されていないネットワーク」と表示されていて、
通信が制限された状態になってしまう。
L3スイッチをSDN装置に変えてからだろうか、
ネットワークより先にサーバーが起動してしまうせいかもしれない。
SDN装置の起動には手順があって、結構時間がかかる。
本来SDN装置は自家発電とかで停止しない前提で使うものなんだろうね。
だから最近は停止と起動の手順書をあらかじめ作っておいて、手動で対応している。

すべての機器を停止するのに1時間ほどかかるし、今回は
HCIを筆頭に初めて触るものが多いので、余裕を持って14:00から作業を開始した。
(めっちゃ急いだ場合の最短記録は40分だ)
しばらく後、「サーバーをもう一度立ち上げてほしい」と内線があったけれど、断った。
経験上こういうときは心を鬼にしないと必ず後悔することになる。

作業は順調に進み、いよいよHCIの停止だ。
HCIは物理マシンの上に仮想ホストがあり、さらにその上に仮想マシンがあるんだね。
仮想ホストを停止し、最後に物理マシンを停止しようとしたら、SSHで接続できない!
あれ?IDかパスワードが間違っている?
いや、そもそも応答が遅すぎて、認証入力まで数回に1回しかたどり着けない。
だめだ、サーバー室で直接操作しよう。
KVMコンソールを開くと、なんと1台もケーブルがつながっていない。
停電まであと3分しかないよ。
停電ちょっと待って!と連絡して、ケーブルを探して接続したらログインできた。
停止コマンドを打って物理マシンを停止、
ケーブルをつなぎかえて次の物理マシンを停止。
これを繰り返して全物理マシンを停止できた。
15:37だ。ごめん、予定を少し過ぎてしまった。

電源設備の点検が終わるまで1時間半ほど待ち時間がある。
第2種電気工事士の勉強をしようと参考書を持ってきたけれど、
アドレナリンが出過ぎてそれどころじゃない。
数独でもして落ち着こう。

17:07に「ぶぅん!」といううなりと共に電源が復旧した。
さあ、起動だ・・・またHCIでつまずいた。
事前に入手しておいたマニュアルどおりにやってもサービスが起動しない。
保守事業者に問い合わせてサービス起動コマンドを入力した。
全システムの動作確認が終わると19:45だった。
今回はかなり疲れた。月曜に出勤したら今後のために手順書を直しておこう。


無理ゲーでも価格交渉

2022-10-14 | 日記

自治体オンライン手続推進事業の補助金を申請した。
交付が決定されるまでひと月くらいあるので、
その間に補助金の申請時にもらった見積書の内容を精査しよう。

見積もり内容は3つに分かれている。
1.DMZと連携サーバーの構築
2.申請管理システムの構築
3.既存住基との連携部分の構築

DMZはファイアウォールとサーバーのアプライアンス製品だ。
同じもの2台で冗長構成にしてある。
オプションでwebフィルタリングが入っているがこれは不要だろう。
L2スイッチが4台も入っている。経路を二重化するためだろうか。
配線を考えてみたけれど、これも2台で良さそうだ。
価格はどれも定価だったので、少なくとも八掛けにできる。
構築作業は人日で計上してあるけれど、
想像で積み上げてみると、半分くらいになった。
この部分は説明を求めよう。

申請管理システムについては、既存住基システムのベンダーが開発したもので、
それをそのまま導入している。仕様が全くわからないので、
まずは資料の提供を求めてみよう。

既存住基との連携部分については、申請管理システムのベンダーが提供する資材
を適用し、テストする費用が計上されている。これはこんなものだろう。

さて、うまく交渉できるだろうか。


文字同定座礁

2022-10-13 | 日記

自治体情報システムの標準化のため、今年度は住基で使っている外字と
文字情報基盤の文字との対照表を作る作業を予定している。
これについては先月の初めに国庫補助を申請したんだけど、
地方公共団体情報システム データ要件・連携要件 標準仕様書【第1.0版】
が出て慌てて補助申請を取り下げた。
住基を基礎に同定作業を予定していたのに、この仕様書に突然戸籍を基礎
とするような表記が現れたのだ。

市民課から戸籍システムの契約事業者の担当者を聞いて問い合わせたところ、
対応方法はおろか対応方針も対応の検討スケジュールについても
定まっていないそうだ。
この事業者もこの仕様書については驚いたんだろうね。
こりゃ今年度は執行不能だな。

令和6年度から特別徴収税額通知書を電子化するため、
来年度は必ず同定作業をやらないといけない。
でも、来年度予算を一体いくら要求したらいいんだろう。


無理ゲー

2022-10-11 | 日記

デジタル基盤改革支援補助金(自治体オンライン手続推進事業)と
デジタル基盤改革支援補助金(情報システムの標準化・共通化に係る事業)
について、住民情報システムの契約事業者と情報を交換した。

自治体オンライン手続推進事業の方はパッケージの見積もりが出たので
進めることはできるけれど、どうも気に入らない。
高いのか安いのか仕様が不明で評価のしようがない。

そもそも、マイナンバーぴったりサービスとの連携仕様が、
システムの発注者となるべき自治体に公開されていないのがおかしい。
仕様がブラックボックスでは、製作者のいいなりになるしかないじゃないか。
パッケージベンダーは、一体どこから仕様を入手しているのだろうか。