レリーズタイムラグ

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中古道楽<実践編>(07)Panasonic LUMIX DMC-LS2

2012-09-27 19:14:58 | 中古
またいずれと言いつつ全然書いてなかった、日本橋サルベージ物のネタを今頃。

  機種名:Panasonic LUMIX DMC-LS2
  販売形態:ジャンク(本体)
  購入金額:480円(ソフマップ)
  属性:強いて言えば巨大ジャンク
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動

たまたまなのか、時期なのか、いつも(というほどいつも行ってるわけじゃないけど・・・)は見かけないジャンクワゴンがソフマップの店頭に出ていたので一心不乱に物色。ピークは過ぎていたようで大物は既に持ってかれてる感じでしたが、かつて興味のあった機種ということで買ってみました。

現役販売当時も「今時の機種にしちゃデカイな」と思ってましたがやっぱりですね。現在だったら光学12倍だかGPSだか積んでなきゃ説明できない大きさです。動力が単3電池(2本)であることを差し引いても、もうちょい何とかならんのかという迫力ですね。ただ、前もどっかに書きましたが、縦方向に大きくて御し切れない機種よりは横に長いスティック型のほうが個人的には好きなので、厚みも含めたバランス自体はボクにとっては悪くはないです。

当時のエントリー機種ですが光学式手ブレ補正を積んでいるのが最大のウリです。単3×光学式手ブレ補正・・・現在のエントリークラスではまず実現しない組み合わせでしょうね。ISO自体は400が上限なので完全に夜景となるとやはり少し苦しいですが、助けてもらえる局面は多々あるはずです。

肝心の画質ですが、個人的にはやはり「ナチュラル」に設定して丁度いいくらいなので、ルミックスの前例に違わず基本は「派手」。ご覧のとおり原色達には容赦なく引っ張られてる感じです。これでナチュラル。そんな味付けの部分はさておき、WBとか解像度とかレンジとかいった基礎体力の部分はエントリー機種であることを考えるとなかなか頑張っている感じ。インターフェース関係が今となっては贅沢ですね。モードダイヤル、独立メディアスロット、これも今の単3エントリークラスでは有り得ないギミックです。最大の弱点は液晶モニターで、100歩譲って2.0インチは我慢するにしても8.6万画素はいかにも荒い。おまけに昼間見づらい。ちょっと惜しい。

ところで当ネタ、ここまで7台のこと書いてうち3台がルミックスですが、今こうして買ってるってことは現役販売当時に買えてないということの裏返しです。同じスペックだと他より3,000円は高いのがルミックスですからね。あの時買えなかった機種に手が届いてしまうのもまたジャンクのお楽しみのひとつです・・・