中古機種名:FUJIFILM FinePix F40fd
画素数:有効830万画素
使用時期:2007年頃
中古購入お勧め度:70点(当時の評判はともかく、ボクは気に入ってました)
先代にあたるF31fdの出来があまりに良すぎたため、何かと比較され、何かとガッカリされてしまった機種です。
まず、Fシリーズの最大のウリである高感度低ノイズは画素数を敢えて抑える事で実現していたのに、市場の動向からして止むを得ないとはいえ、うっかり画素数を上げてしまったばっかりに、先代までのように「恐ろしいほど低ノイズ」という訳にはいかず、魅力がやや後退してしまいました。そもそも最高感度もISO3200から2000に下がってしまいましたし・・・ほかにも電池が薄型になってしまったために電池寿命がほぼ半減(CIPA値580枚右→300枚)してしまったり、その割にボディ自体はそんなに小さくなっていなかったり、デザインもこじんまりと平凡になってしまったりと、とにかくツッコミどころ満載の機種でした。どうやら海外ではF系の廉価版という位置づけだったみたいで、日本では型番的に後継機の扱いになってしまったのがそもそもの不幸でした。
ボクは当機もF31fdも使ったことがありますが、順番が逆だったため、当時あちこちで書かれていたほどは不満は感じませんでした。まあのちにF31fdを使ったことで「そういうことか」とは思いましたが・・・高感度の画質は確かに期待していた程ではなかったけど、使えないほどひどくもなかったし、電池は300枚も持てば十分。ズームレバーが背面式からシャッター周囲式になったのもボク的にはプラス。そして当時唯一賛否が割れなかった変更点「SDカード対応」ももちろん大歓迎でした。
画質的には、結構トーンが抑え目に出ることが多く、フジにしては落ち着いているという印象。先代までが白飛びにやや弱かった点を踏まえてのチューニングだったんでしょうか。あとは気持ち眠たい感じはあったかも。どっちにしても気になって仕方ない、というレベルの問題ではなく、基本的には安定して綺麗に撮れる機種というイメージでした。そう、単体で見れば割としっかりしたカメラだと思うんですよ。やっぱり出方がアンラッキーでした・・・
画素数:有効830万画素
使用時期:2007年頃
中古購入お勧め度:70点(当時の評判はともかく、ボクは気に入ってました)
先代にあたるF31fdの出来があまりに良すぎたため、何かと比較され、何かとガッカリされてしまった機種です。
まず、Fシリーズの最大のウリである高感度低ノイズは画素数を敢えて抑える事で実現していたのに、市場の動向からして止むを得ないとはいえ、うっかり画素数を上げてしまったばっかりに、先代までのように「恐ろしいほど低ノイズ」という訳にはいかず、魅力がやや後退してしまいました。そもそも最高感度もISO3200から2000に下がってしまいましたし・・・ほかにも電池が薄型になってしまったために電池寿命がほぼ半減(CIPA値580枚右→300枚)してしまったり、その割にボディ自体はそんなに小さくなっていなかったり、デザインもこじんまりと平凡になってしまったりと、とにかくツッコミどころ満載の機種でした。どうやら海外ではF系の廉価版という位置づけだったみたいで、日本では型番的に後継機の扱いになってしまったのがそもそもの不幸でした。
ボクは当機もF31fdも使ったことがありますが、順番が逆だったため、当時あちこちで書かれていたほどは不満は感じませんでした。まあのちにF31fdを使ったことで「そういうことか」とは思いましたが・・・高感度の画質は確かに期待していた程ではなかったけど、使えないほどひどくもなかったし、電池は300枚も持てば十分。ズームレバーが背面式からシャッター周囲式になったのもボク的にはプラス。そして当時唯一賛否が割れなかった変更点「SDカード対応」ももちろん大歓迎でした。
画質的には、結構トーンが抑え目に出ることが多く、フジにしては落ち着いているという印象。先代までが白飛びにやや弱かった点を踏まえてのチューニングだったんでしょうか。あとは気持ち眠たい感じはあったかも。どっちにしても気になって仕方ない、というレベルの問題ではなく、基本的には安定して綺麗に撮れる機種というイメージでした。そう、単体で見れば割としっかりしたカメラだと思うんですよ。やっぱり出方がアンラッキーでした・・・