今月から試験的に最新宇宙ニュースのコーナーを復活させます!
★最も遠いクエーサー
クエーサーとは、太陽の1兆倍ものエネルギーを出している天体で、その正体は超巨大ブラックホールであろうと考えられています。
クエーサーは大変明るいので遠くにあっても観測することができます。
今回発見されたのは130億光年の距離にあるクエーサーで、これまで観測された中で最も遠いものです。
Astronomers find most distant black hole
http://www.cfht.hawaii.edu/News/Quasars07/
★新種の爆発現象「高輝度赤色新星」
燃え尽きた星の残骸である白色矮星に、近くの星からガスが降り積もり、限界を超えて爆発する現象が「新星」です。
最近M85銀河で起こった爆発現象は、「新星」よりも明るく、放たれる光もより赤いことから、これまで知られていない新しい爆発現象らしいということがわかりました。
「高輝度赤色新星」ととりあえず呼ばれているこの現象は、白色矮星に近くの星(太陽くらいの大きさの恒星)が衝突して起こる爆発だと考えられています。
Caltech and Berkeley Astronomers Identify a New Class of Cosmic Explosions
http://mr.caltech.edu/media/Press_Releases/PR12988.html
★2機の探査機が金星を同時観測
NASAの水星探査機メッセンジャーが、6月6日に金星に接近する。
現在ESAの金星探査機ヴィーナス・エクスプレスが金星を探査中であり、メッセンジャーとの同時観測が行われる。
Venus Express and MESSENGER to look at Venus in tandem
http://www.esa.int/esaCP/SEMMC0ARR1F_index_0.html
MESSENGER Completes Second Flyby of Venus, Makes Its Way toward First Flyby of Mercury in 33 Years
http://messenger.jhuapl.edu/news_room/status_report_06_05_07.html
★「彦星」の表面の様子を初めて撮影
日本でも「彦星」の名で親しまれているわし座のアルタイルの表面の模様が初めて撮影された。
アルタイルは比較的近い距離(15光年)にある太陽にもよく似ている恒星。
これまで太陽サイズの恒星は、遠く離れているためにその表面の様子まで見ることはできなかった。
今回は複数の天文台で同時に観測して合わせることで、一つの巨大な望遠鏡で観測するのと同じくらいの能力を実現。
アルタイルは、極半径(北極と南極を結ぶ軸方向)よりも赤道半径が1.22倍長く、つぶれた形をしていることもわかった。
First-ever image of Sun-like star captured by Georgia State's CHARA
http://www2.gsu.edu/~wwwexa/news/archive/general/07_0531-altair.htm
★恒星になりきれなかった星から噴き出すジェットを発見
木星24個分の重さしかない褐色矮星2MASS1207-3932からジェット流が出ていることが、ヨーロッパ南天天文台のVery Large Telescope (VLT)による観測で発見された。
これ程小さな天体でジェットが発見されたのは初めて。
ジェット流は秒速数kmのスピードで10億kmにもわたってのびている。
A Brown Dwarf Joins the Jet-Set
http://www.eso.org/public/outreach/press-rel/pr-2007/pr-24-07.html
★若い恒星を取り巻くガスの流れからX線が発生する仕組み
ESAのX線観測衛星XMM-ニュートンが、若い恒星が数多く誕生しているうし座分子雲付近の星形成領域を観測。
XMM-Newton reveals X-rays from gas streams around young stars
http://www.esa.int/esaCP/SEMX379RR1F_index_0.html
★最も遠いクエーサー
クエーサーとは、太陽の1兆倍ものエネルギーを出している天体で、その正体は超巨大ブラックホールであろうと考えられています。
クエーサーは大変明るいので遠くにあっても観測することができます。
今回発見されたのは130億光年の距離にあるクエーサーで、これまで観測された中で最も遠いものです。
Astronomers find most distant black hole
http://www.cfht.hawaii.edu/News/Quasars07/
★新種の爆発現象「高輝度赤色新星」
燃え尽きた星の残骸である白色矮星に、近くの星からガスが降り積もり、限界を超えて爆発する現象が「新星」です。
最近M85銀河で起こった爆発現象は、「新星」よりも明るく、放たれる光もより赤いことから、これまで知られていない新しい爆発現象らしいということがわかりました。
「高輝度赤色新星」ととりあえず呼ばれているこの現象は、白色矮星に近くの星(太陽くらいの大きさの恒星)が衝突して起こる爆発だと考えられています。
Caltech and Berkeley Astronomers Identify a New Class of Cosmic Explosions
http://mr.caltech.edu/media/Press_Releases/PR12988.html
★2機の探査機が金星を同時観測
NASAの水星探査機メッセンジャーが、6月6日に金星に接近する。
現在ESAの金星探査機ヴィーナス・エクスプレスが金星を探査中であり、メッセンジャーとの同時観測が行われる。
Venus Express and MESSENGER to look at Venus in tandem
http://www.esa.int/esaCP/SEMMC0ARR1F_index_0.html
MESSENGER Completes Second Flyby of Venus, Makes Its Way toward First Flyby of Mercury in 33 Years
http://messenger.jhuapl.edu/news_room/status_report_06_05_07.html
★「彦星」の表面の様子を初めて撮影
日本でも「彦星」の名で親しまれているわし座のアルタイルの表面の模様が初めて撮影された。
アルタイルは比較的近い距離(15光年)にある太陽にもよく似ている恒星。
これまで太陽サイズの恒星は、遠く離れているためにその表面の様子まで見ることはできなかった。
今回は複数の天文台で同時に観測して合わせることで、一つの巨大な望遠鏡で観測するのと同じくらいの能力を実現。
アルタイルは、極半径(北極と南極を結ぶ軸方向)よりも赤道半径が1.22倍長く、つぶれた形をしていることもわかった。
First-ever image of Sun-like star captured by Georgia State's CHARA
http://www2.gsu.edu/~wwwexa/news/archive/general/07_0531-altair.htm
★恒星になりきれなかった星から噴き出すジェットを発見
木星24個分の重さしかない褐色矮星2MASS1207-3932からジェット流が出ていることが、ヨーロッパ南天天文台のVery Large Telescope (VLT)による観測で発見された。
これ程小さな天体でジェットが発見されたのは初めて。
ジェット流は秒速数kmのスピードで10億kmにもわたってのびている。
A Brown Dwarf Joins the Jet-Set
http://www.eso.org/public/outreach/press-rel/pr-2007/pr-24-07.html
★若い恒星を取り巻くガスの流れからX線が発生する仕組み
ESAのX線観測衛星XMM-ニュートンが、若い恒星が数多く誕生しているうし座分子雲付近の星形成領域を観測。
XMM-Newton reveals X-rays from gas streams around young stars
http://www.esa.int/esaCP/SEMX379RR1F_index_0.html
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