硝子のスプーン

そこにありました。

「超訳百人一首 うた恋い。」アニメ第一話 観てみた。

2012-07-04 22:48:31 | アニメ(感想等)
アニメ「超訳百人一首 うた恋い。」 第一話 「高子と業平/行平と弘子」 観てみたさ。

最初に断っておきますが、私は原作漫画が好きです。それを踏まえてお読みください。また、アニメ最高だった、文句言うやつは人間じゃねぇとか思ってらっしゃる方は、この先読んじゃいやん。
以上。

やっぱりアニメ絵が気に入らない……。どうしても好きになれない。何、あの黒太線。台無し作用以外、何の作用が? 分かんねー。(←作画スタッフさん、並びにあの作画が好きだ!って方、ごめんなさい。あくまで個人の趣味ですから)
そして、定家が思いっきり、私の想像してた喋りと違った。なんかもっと下手に出るキャラかと勝手に思ってた。まあ定家に関しては、私のキャラ理解不足だとしても。
あのOP&EDはないだろ…。何故、あの選曲なんだろう…。せっかく和歌を題材にしてるんだから、もっと和風で攻めれば良かったのに…。特にED。途中で切っちゃったよ。ははは。あれはナイ。いやOPも結構ナイけど。(←ファンの人ごめんなさい。あくまでこの作品のOPEDとしての私の感想ですから)

なんか他にも色々、細々としたところで残念だった。原作漫画で充分な感じ。私個人的にはね。
でも、大好きな「陽成院(貞明)と綏子内親王」の話は、意地でも見たい。あの夫婦、超好き。マジ好き。大好き。
あと、「清少納言と行成」の話も見たい。私、枕草子を読んで以来、行成好きなんだよね、何気に。いや清少納言も好きだけど。
両方ともやるよね? アニメで。やるよね? やると言って。


ちなみに、第一話で登場した和歌。

ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは ―― 在原業平朝臣

立ちわかれ いなばの山の 峰におふる まつとしきかば 今かへりこむ ―― 中納言行平(在原行平)


行平&業平兄弟と言えば、真面目で堅実な兄とイケメンで遊び人の弟…というイメージが、定着しすぎってくらい定着してしまっているけど、実際本当にそうだったんだろうと思う(笑)。だって、伊勢物語ってある意味、当時の暴露本みたいなもんじゃないっすか。一応「物語」だけどさ(笑)。やりすぎだよ、業平。でも、不思議と憎めないんだよねぇ。そこが業平ww

ちなみに、お兄ちゃんの歌。本妻に宛てたもので、作中でも恋の歌として扱われていたけれど、この歌、行方不明中の迷子猫(飼い猫)ちゃんが無事に飼い主宅に戻ってくるっていうおまじないの歌としても有名です。嘘じゃないよ、本当だよ。効果のほどはよく知らないけど(笑)。


予告編あったのかな。EDに耐えられなくて切っちゃったから、わかんない。陽成院夫婦の話、こないかな~♪
てわけで、来週も見ます。


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