数日前、購読している地方新聞に数日前、おにぎりがブームという記事が載っていました。
海外でもコロナ禍の中、持ち帰り需要が増えたのと、健康志向で「コメ」への注目が高まっているらしい。
ブームに付随して「ごちそうおにぎり」というワードも耳にしました。いろんな具をプラスしているのが受けているのかな。
ご馳走の「馳走」とはそもそも「かけまわる」という意味で、世話をし、力を尽くし、もてなしたりする時に使われるようになり、
決して豪華なことではなく、かけずりまわっておもてなしをするからの「ご馳走」、だから感謝を込めての「ごちそうさま!」
おむすび
風邪をひいて
扁桃腺がはれてしまった
北軽の母へ電話をした
「お母さん風邪ひいちゃったよ」
つぎの日友だちが
母に頼まれたといって
風邪薬にうがい薬
体温計
それとおむすびを
もってきてくれた
母のつくってくれる
おむすびは大きいので
はずかしいから小さくしてくれと
いつもいっているのに
またまた大きなおむすびを
つめたくてあったかいおむすび
いきなりかじりついたら
中から漬物が
ごちゃごちゃ出てきた
長野県の女子高校生の書いた詩です。そう遠くない所でしょう友達が持って来てくれました。寮か下宿しているのだと思います。
娘を心配するお母さんの愛情がたっぷり伝わってくる詩。
手のひら(掌)はたなこごろ=手の心。手の心で作るおにぎりは不格好でも「最高のごちそうおにぎり」ではないかと思うのです。
つめたいけど温かい大きいおむすび、本当のごちそうおにぎり。
きょうも明日もおにぎり持参でここから30分ほどの実家の片付け。
おにぎり、白菜の漬物、玉子焼きとスープジャーへ味噌汁を入れて。